水冷仕様のウルトラハイエンドマザー

GIGABYTEの「X299X Aorus Xtreme Waterforce」は、水冷クーラーを搭載したCore X向けのXL-ATXマザーボードだ。搭載する水冷ブロックは銅製で、CPU、VRM、M.2、チップセットを広くカバー。別途、ラジエータやポンプなどは必要となるものの、システムを強力に冷却できるだろう。価格は190,000円前後。

  • GIGABYTEの「X299X Aorus Xtreme Waterforce」。かなり重いので注意

  • 一体型の水冷ブロックを搭載。水漏れ検知回路も搭載するので安心だ

フラグシップモデルらしく、性能は強力だ。新型Core X向けに、16フェーズ(各70A)のIRデジタル電源設計を採用。Aquantiaの10GbE、IntelのThunderbolt 3などを搭載するほか、M.2増設カード「Aorus Gen4 AIC」も付属、基板上の2スロットと合わせ、合計6スロットが利用可能となっている。

  • 付属の「Aorus Gen4 AIC」カード。基板上にM.2を4スロット搭載する

  • 10GbE、GbE、Wi-Fi 6、Thunderbolt 3など、強力な機能を備える

2.5GbE搭載の新型Core X向けTaichi

ASRockの「X299 Taichi CLX」も、新型Core X対応のLGA2066マザーボードだ。X299のTaichiとしては3モデル目となるが、CLXはRealtekの2.5GbE、Wi-Fi 6、USB3.2(Gen2x2)タイプCなど、最新のインタフェースを備える。また、M.2×3スロットを覆うヒートシンクカバーも追加されている。TSUKUMO eX.での価格は54,978円。

  • ASRockの「X299 Taichi CLX」。Taichiらしい歯車のデザインが特徴的だ

  • ATXサイズで使いやすい。M.2用のヒートシンクカバーも用意されている

水冷仕様の外付けGeForce RTX 2080 Ti

GIGABYTEの「GV-N208TIXEB-11GC」は、GeForce RTX 2080 Tiを搭載する外付けグラフィックスボックス。外付けながら、24cmラジエータの水冷仕様となっており、静音性も実現しているという。PCとの接続にはThunderbolt 3を使用。ノートPCでも、強力なグラフィックス性能を利用できる。TSUKUMO eX.での価格は208,978円。

  • GIGABYTEの「GV-N208TIXEB-11GC」。サイズは300×140×173mmだ

  • キャリーバッグが付属。ノートPCと一緒に持ち運ぶのに便利だろう

本格水冷のハイエンドグラフィックス

GIGABYTEの「GV-N208SGAMINGOC WB-8GD」は、水冷仕様のGeForce RTX 2080 Superグラフィックスカードだ。搭載する水冷ブロックは、GPU、VRAM、MOSFETまでカバー。ブーストクロックは、1815MHzから1845MHzへと高速化されている。保証期間は4年と長いので安心だ(代理店保証+メーカー延長保証)。オリオスペックでの価格は98,978円。

  • GIGABYTEの「GV-N208SGAMINGOC WB-8GD」。カードは2スロット厚だ

  • 水冷ブロックを搭載する。本格水冷のため、別途ラジエータ等が必要