ハーマンインターナショナルは11月27日、Harman Kardonブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「FLY TWS」を2020年春に発売すると発表した。価格はオープン。SoftBank SELECTION オンラインショップでの価格(税込)は21,780円を予定している。カラーはブラック。
また、11月29日からHarman Kardonブランドのノイズキャンセリング(NC)対応ヘッドホン「FLY ANC」と、ワイヤレスイヤホン「FLY BT」の2製品を発売する。価格はオープンで、SoftBank SELECTIONオンラインショップでの販売価格(税込)は「ANC」が27,280円、「BT」が10,780円。いずれもカラーはブラック。
完全ワイヤレスイヤホン「FLY TWS」
ブランド初の完全ワイヤレスイヤホンとしてデザイン性を高めており、レザー調素材やメタルロゴなどを採用している。
今回発表された仕様は最終のものではないが、5.6mm径ドライバーを搭載し、Bluetooth 5.0に準拠。コーデックはSBC、AACをサポートする。イヤホンを外さずに外の音を聞けて、人と会話もできる「トークスルー機能」や、屋外で周囲の音を聞き取りやすくする「アンビエントアウェア機能」などが利用できる。音声アシスタント(Googleアシスタント、Amazon Alexa)にも対応する。
本体はIPX5相当の防水性能を装備。タッチコントロールで各種操作が行える。イヤホン本体の連続再生時間は最大約6時間で、付属の充電ケースと組み合わせて最大約18時間音楽を聴ける。重さはイヤホンが片耳約7.5g、充電ケースが約58.5g。
ワイヤレスヘッドホン「FLY ANC」
40mm径ドライバーとハイブリッドノイズキャンセリング(NC)機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。Bluetooth 4.2に準拠し、対応コーデックはSBC、AAC。最大2台のデバイスを同時接続できるマルチポイントに対応している。NCのオン/オフなどの設定は専用アプリ「My harman/kardon Headphones」から行える。
装着感にこだわった四角いイヤーパッドを備え、旅行などの長時間利用時も快適に使えるという。連続再生時間は最大約20時間(NC・Bluetoothオン時)。NCオフ時は最大約30時間聴ける。急速充電に対応し、15分の充電で約2.5時間使用可能。重さは281g。付属の3.5mmオーディオケーブルで有線接続でも使える。航空機用アダプターも付属する。
ワイヤレスイヤホン「FLY BT」
ブランド初のBluetoothイヤホンで、8.6mm径ドライバーを搭載し、音の傾向は「伸びやかな中高音と厚みのある低音」を特徴とする。Bluetooth 4.1に準拠し、コーデックはSBC、AAC、aptXをサポートする。
ケーブルに絡みにくいファブリック素材を採用するなど、デザインと実用性にこだわった。IPX5の防水性能も備える。連続再生時間は最大8時間。急速充電対応で、15分の充電で約2時間使える。ケーブルを除いた重量は17g。キャリングポーチが付属する。