プラススタイルは、チェス駒が自動で動き、AIやオンライン対局ができるチェス盤「Square Off」を11月28日に発売した。価格(税込)は、ローズウッドの木製で精巧な彫刻を施した「Grand Kingdom Set」が87,780円、白と黒のモダンなデザインの「Black Edition」が98,780円。

  • Square Off

    駒が自動で動くチェス盤「Square Off」。写真は木製の「Grand Kingdom Set」

Square Offは専用のスマートフォンアプリ「Square Off」とBluetoothで連携し、AIとの対局やインターネットを介したオンライン対局が楽しめる。駒が自動で動くだけでなく、対局終了時には自身が動かしたチェス駒を自動でスタート時の配置に戻せるという。内蔵バッテリーで動作し、最大約30回の対局が可能。

  • Square Off

    Square Off Black Edition

【動画】Square Off(+Style公式YouTubeチャンネル)

AIとの対局では、チェスの強さを示すイロレーティングに基づいた20段階のレベルの強さを選ぶことができ、初心者から上級者まで幅広いユーザーレベルにあわせてチェスを練習できる。最高のレベル20はイロレーティング3380相当。

オンライン対局では、世界最大級のチェス対局サイト「Chess.com」と連動。アプリ上で特定ユーザーと対局を楽しめるほか、自由に対局相手を探せる「Open Challenges」機能や、自動で対局をマッチングする「Random Challenge」機能に対応する。第三者同士の対局をチェス盤上で再現する「ライブゲーム」機能も楽しめる。

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    利用イメージ

Bluetooth 4.0 BLEに対応。専用アプリの対応OSはAndroid 4.3以降と、iOS 9.0以降で、日本語化されている(一部除く)。本体サイズは約610×496×51mm(幅×奥行き×厚み)、重さは約5,398g。バッテリーの充電時間は約3時間。ACアダプターやスマートフォンスタンド等が付属する。

なお、NCS(National Chess Society of Japan)によると、チェスはボードゲームで世界最大級の競技人口を誇り、約8億人がゲームを楽しんでいるという。国内では愛好者が約1万人おり、ルールを認知しているチェス人口は100万人と推計している。