Appleは11月20日 (米国時間)、iPhone 11 Proシリーズ用およびiPhone 11用のバッテリー内蔵ケースを発売した。ケースを装着した状態ですばやく写真やビデオを撮影できるカメラ・ボタンを備える。
- iPhone 11 Pro用: iPhone 11 Pro Smart Battery Case with Wireless Charging
- iPhone 11 Pro Max用: iPhone 11 Pro Max Smart Battery Case with Wireless Charging
- iPhone 11用: iPhone 11 Smart Battery Case with Wireless Charging
価格は各14,800円 (税別)。iPhone 11 Proシリーズ用はピンクサンド、ホワイト、ブラックの3色が用意されており、iPhone 11用はソフトホワイトとブラックの2色。
Smart Battery Caseの内蔵バッテリーがフル充電状態でiPhoneに装着すると、iPhoneのバッテリー動作時間が最大50%長くなる。ケース装着時にはiPhoneとケースのバッテリーの状態を示す表示がiPhoneのロック画面と通知センターに現れるので、バッテリー残量を正確に把握できる。
充電は、Smart Battery Caseを装着したままiPhoneとケースを同時に充電できる。ケースはLightingポートを備えており、USB‑PD対応の充電器を使った高速充電が可能。Lightningコネクタを備えたイヤホン「EarPods with Lightning Connector」や「Lightning - Digital AVアダプタ」といったアクセサリもケースに装着したまま使用できる。また、Qi規格の充電器を用いたワイヤレス充電にも対応している。
ケースは外側に柔らかいシリコンを用いており、内側にiPhoneを保護するマイクロファイバーを採用。ケースを簡単に着脱できるようにヒンジ部分にエラストマー用いている。
音量ボタン、電源オン/オフやSiriの呼び出しに用いるサイドボタンに加えて、新たにカメラ専用ボタンが用意された。iPhoneがロックされた状態でもカメラ・ボタンを押して「カメラ」アプリをすばやく起動可能。ボタンを押すと写真を撮影、長押しするとビデオ撮影が始まる。セルフィー撮影にも対応する。