企業が無料トライアル可能なおすすめRPAツール

ここまで、個人で導入する際におすすめのRPAフリーソフトをご紹介しました。ここからは、企業が無料トライアル可能なおすすめのRPAツールをご紹介します。企業でパソコン作業を自動化するためにRPAツールの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。ここまで見てきたように、RPAツールのフリーソフトの使用には条件があります。その条件は、非営利団体や小規模企業向けであるということです。したがって、大・中企業の場合は有料版の購入が必要という事になります。

しかしながら、RPAツールの使い方も分からないのに、高価なRPAツールを購入することはなかなか難しいことです。その点も踏まえ、有料のRPAツールの大部分は無料のトライアル期間があります。その期間で、RPAツールの使い方や導入方法、応用の仕方などコツをしっかりつかむことで、これからの自動化をどうするのかがはっきりします。RPAツールによって使い心地が異なり、自動化したいパソコン業務によってもフィットするのかどうかは異なります。購入前に1度、無料のトライアル期間で使ってみて確かめることが大切です。以下に、それぞれのRPAツールの特徴なども詳しくご紹介しますので参考にして下さい。

①IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere の特徴

企業が無料トライアル可能なおすすめのRPAツール1つ目は、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」です。「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」は、オフィス業務の従業員の反復作業を削減し、価値の高い業務に集中できるようにという目的で作られたRPAツールです。

続いて、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」の主な2つの特徴についてご紹介します。まず1つ目の特徴は、RPAツール単体と自動化の機能を追加で組み合わせられることです。その組み合わせが可能なことで、より自動化の価値を高めることができます。例えば、自動化が必要な業務を、RPAツールを使用して自動化します。その際、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」であれば、さらに機能を追加することができるので、より速い作業と柔軟な対応ができるようになります。

2つ目の特徴は、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」は色々な機能や作業との組み合わせができることです。例えば、RPAツールのワークフローを組み合わせたり、ビジネスルールと組み合わせたりすることができます。さらに、コンテンツやデータの管理をすることもできますので、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」を利用することで、より効率的で効果的な業務が実現できるでしょう。

こんな企業におすすめ

RPAツール「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」は、自動化をさらに広げたいと考えている企業におすすめです。「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」は、他社のRPAツールとも連携させることができます。そのため、既にRPAツールを導入していて、さらに自動化を広げたいと考えている企業におすすめだと言えます。他のRPAツールを使っていて、また新たに他のRPAツールで自動化を広げる作業は時間と手間がかかってしまいますが、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」ならば安心です。

また、これからRPAツールを導入してみたいと考えている企業にもおすすめです。現在、「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」には新しくRPAツールを導入する、「スモールスタート支援」というものがあります。RPAツールを導入してみたいけれど、最初から大規模に導入するのは不安だと考えている企業の方も気軽に安心して導入を始められます。RPAツールのロボットは1台から導入することができるので、これから導入を考えている企業にぴったりです。

②Robo-Patの特徴

企業が無料トライアル可能なおすすめのRPAツール2つ目は、「Robo-Pat」です。「Robo-Pat」は、株式会社FCEプロセス&テクノロジーが提供しているRPAツールです。株式会社FCEプロセス&テクノロジー社自身がRPAツールを導入しようとした際、「プログラミングができるなどの技術者が必要になった」という経験から「Robo-Pat」を開発したと言われています。

RPA - Robo-Pat

そのため、「Robo-Pat」は誰にでも簡単に使えるという点にとても特化しています。オフィス内の業務の効率を上げよう、生産性を上げようと考えてRPAツールを導入しようと考えているのですから、RPAツールを導入するために新たに人手や時間が必要になっては意味がありません。そんな根本的な問題を解決してくれたのがこの「Robo-Pat」です。「Robo-Pat」の特徴は、主に5つあります。下記で、その特徴について詳しくご紹介しましょう。

「Robo-Pat」の特徴1つ目は、プログラミングの知識が無くても使えるという点です。「Robo-Pat」には高度な画像認識機能が使われているので、プログラミングを使用しないで簡単に自動化する作業を登録することができます。「Robo-Pat」の特徴2つ目は、すべててのソフト・アプリ・ブラウザが使えるという点です。マウスとキーボードで作業するものは、全て自動化にすることができます。

また、独自の開発システムやクラウドサービスなどをまたぐ作業も自動化にすることができます。「Robo-Pat」の特徴3つ目は、機密情報も自動化できるという点です。「Robo-Pat」は、スタンドアロン型のRPAツールですので、ネットにつながずに作業することが可能になっています。そのため、他の部署に知られたくないような機密事項の処理も自動化できます。

「Robo-Pat」の特徴4つ目は、月単位で導入できるという点です。「Robo-Pat」には初期費用や年間契約が必要ありませんので、たとえば、「予算がある1か月だけまず試してみよう」、というような手軽さで導入できます。また、月ごとの忙しさに合わせてRPAツールの導入を増やしたり減らしたりできるところも魅力です。

「Robo-Pat」の特徴5つ目は、RPAツールの導入サポートが手厚いという点です。「Robo-Pat」には、導入企業向けの問題解決の専用ウェブサイトがあります。さらに、個別のメールでの問い合わせや対応も、全て無料で行ってくれるので、RPAツールに関する知識が無くても安心して導入することができます。また、ホームページではRobo-Patの動作や作成のデモンストレーションビデオが公開されています。

こんな企業におすすめ

RPAツール「Robo-Pat」は、プログラミングなどの技術者がいないからとRPAツール導入を断念しようとしている企業におすすめです。「人手が足りず、RPAツールを使いたいと考えていても、まずはじめに技術者が必要だ」という問題は、多くの企業で見られます。「Robo-Pat」は、「現場の生産性向上は、現場が自ら改善する」という考えをモットーに開発されており、そのモットーのとおり、誰にでも使いこなせるRPAツールとなっています。このRPAツールがあれば、現場の問題を解決してくれるでしょう。

フリーソフト

フリーソフトとは、無料で使えるソフトウェアのことです。働き方改革が行われる中で、徐々にRPAツールの導入が増えてきています。そんなRPAツールのソフトは、主に有料版が多いですが、中には無料で使えるソフトもあります。ぜひフリーソフトを利用して、RPAツールの導入を検討してみましょう。

RPA無料ツールと有料ツールの違い

RPA無料ツールと有料ツールの違いは、サポートの違いやできる機能の種類、導入できる規模などです。また、RPA有料ツールの中でも、提供するベンダーや製品によっても価格が大きく変わると言われています。さらに、日本語に対応しているRPAツールは比較的高価なものが多く、最低でも数十万円の初期投資が必要です。一方、RPAの無料ツールは、RPAツールの学習サポートがついていないという事が多々あります。

また、無料ツールには利用できる条件などが付いていることも多いので、それらの点が有料ツールとの違いになります。例えば、非営利団体でなければならなかったり、小規模企業でなければならないなどの条件がある場合もありますので、しっかりと確認した上で使用するようにしましょう。