OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「メリディアン」です。

シンプル&クラシックな「メリディアン」は"見せ文字盤"に最適

  • クラシックながらシンプルで合理的な「メリディアン」の文字盤

    クラシックながらシンプルで合理的な「メリディアン」の文字盤

メリディアンはwatchOS 6で新しく登場した文字盤です。メリディアン(Meridian)とは「子午線、経線」の意味で、丸い時計をメルカトル図法のように四角く伸ばし、ディスプレイをいっぱいに使った四角い盤面が特徴的です。

クラシックな趣きはいかにも「腕時計」というイメージで、常時表示のApple Watch Series 5でも人から見て自然な印象を与えます。ビジネスやフォーマルの場でもこれなら使いやすいでしょう。

Apple Watch Series 5では、手首を傾けていない間は短針・長針が通常の黒から白に変わり、秒針が非表示になります。

情報量と実用性

コンプリケーションは中央に4つ配置。大きめサイズの円形なので、アクティビティやコンパスなども表示が見えやすく実用的です。ただし、コンプリケーションのカラーによっては一部の時間帯で針の位置が見えにくくなる可能性があります。その場合はカラーを「マルチカラー」でなく単色にすると良いでしょう。

おススメの使い方

Apple Watch Series 5をお使いの場合、時計を人に見られる環境で過ごす方にオススメしたい文字盤のひとつ。人から見られている状態での「時計」としての見栄えが良いことが特徴です。

コンプリケーションが大きめに表示されることも特徴的ですが、あえてオフにして、四角い文字盤でクラシックな腕時計を演出するのも良いでしょう。

アレンジ例

  • 従来は表示が消えていたスリープ状態の文字盤(右/Series 5の場合)。時計として自然な見え方です

  • 4つのコンプリケーションのうち3つをオフにして、より「腕時計」らしい見た目に

「メリディアン」文字盤のバランスは?

  • シンプルで実用的。コンプリケーションを少なめにすれば、ガジェット感を抑えて「腕時計」のイメージで使うのにピッタリです