EIZOは10月17日、27型液晶ディスプレイ「ColorEdge CS2740」を発表した。10月24日から発売する。価格はオープンで、直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は199,100円(税込)。

  • ColorEdge CS2740

    ColorEdge CS2740

写真や動画の編集・制作、 デザインといったクリエイティブワーク向けのカラーマネージメント液晶ディスプレイ。解像度は3,840×2,160ドットの4Kで、色域はAdobe RGB 99%をカバーする。印刷業界の標準色であるJMPAカラーとJapan Colorもカバーしており、出力紙の色味をディスプレイ上から確認可能。

液晶パネルは非光沢(アンチグレア)のIPS方式で、独自のデジタルユニフォミティ補正回路を搭載。輝度と色度が均一になるように画面全体をすべての階調で補正し、画面全域で色ムラなどをおさえている。

  • ColorEdge CS2740

    ColorEdge CS2740の色域

キャリブレーションにはユーティリティ「ColorNavigator 7」を使用。別売りの測色センサーを使うことで、目的に合わせた正確な色調整が行える。画面とプリントの色合わせを行う「Quick Color Match」にも対応している。これらのソフトは無償ダウンロード提供される。

PCとの接続インタフェースはUSB Type-Cをサポート。USB Type-Cケーブル1本だけで映像表示が可能となっている。USBハブポートも、USB 3.1 Gen1×2基、USB 2.0×2基を搭載する。スタンドは上35度/下5度のチルトと左右344度のスイーベル、155mmの高さ調整、右回り90度のピボットに対応。

  • ColorEdge CS2740

    USB Type-Cケーブルだけで接続するイメージ

そのほか主な仕様は、視野角が水平垂直とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が10ms(中間階調域)。映像入力インタフェースはHDMI 1.4×1DisplayPort×1、USB Type-C×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW68×D265×H404.1~559.1mm、重さは約10.3kg。