Slackは10月16日、生産性向上の妨げとなるこうした障壁を取り除き、Slackでのプロジェクト進行をスムーズにする新機能として「ワークフロービルダー」をリリースした。
ワークフロービルダーは、Slackユーザーがカスタムのワークフローを作成して日常的な業務の自動化を実現する新しいビジュアルツールとなり、短時間でチームからのリクエスト収集方法の標準化、システム障害のリアルタイム報告、歓迎メッセージで新メンバーが素早く業務に馴染めるようサポートするといったタスクがシームレスに実行できるという。
チームのワークフローをゼロから作り始める代わりに、ツールに装備されたワークフローテンプレートをダウンロードしてインポートすれば手軽に始められ、そのまま利用してもチームのニーズに合わせてカスタマイズすることも可能。
一例として、プロジェクトメンバーの入れ替わりやチームの変更、新入社員の採用などで、新メンバーにプロジェクトの現状と最新情報を伝える際は、これまで特定のドキュメントを探し当て決まった質問をしてプロジェクトリーダーを特定し、プロジェクトの現況を確認する必要があったが、ワークフロービルダーを使えばチャンネルに新しいメンバーが参加するたびに確認すべきリソースを自動送信することができるという。
また、それぞれの略歴など新メンバーにフォームへ追加情報を入力してもらい、入力済みのフォームを「#welcome」チャンネルに投稿すれば、他のメンバー全員に新メンバーを紹介することが可能。以下はワークフロービルダーに関する動画だ。
同ワークフローは、チャンネルや対象者を選ばず利用でき、職場のチャンネルに初めて参加したメンバーに対しては、オフィスについて知っておくべき情報、不明点や詳細を問い合わせられる窓口を記載したメッセージなどを送信することもできる。