ソニーは、ドイツで現地時間9月6日より開幕される「IFA2019」に合わせて、ウォークマンの新モデル「NW-ZX500」シリーズと「NW-A100」シリーズを発表した。いずれも欧州で発売予定。
NW-ZX500
Android OSと無線LANを搭載し、音楽ストリーミングサービスも利用可能になった新ウォークマン。データ転送用の端子はUSB Type-Cになり、従来のウォークマンで採用されていたWMポートに取って代わられている。64GBストレージを搭載した「NW-ZX507」の価格は約830ユーロ / 750ポンドで、11月に欧州で発売する。
3.6型タッチパネルディスプレイを搭載。フルデジタルアンプ「S-Master HX」により、DSD 11.2MHzのネイティブ再生や、384kHz/32bitまでのリニアPCMをサポート。アップスケーリング再生「DSEE HX」を搭載する。microSDカードスロットも備えている。
NW-A100
ウォークマンAシリーズも前出のZX500と同様、Android OSと無線LANにより、音楽ストリーミングサービスも聴けるように進化した。16GBストレージの「NW-A105」の価格は350ユーロで、11月に欧州で発売予定。
フルデジタルアンプ「S-Master HX」により、DSD 11.2MHz(PCM変換再生)とリニアPCM 384kHz/32bitをサポート。アップスケーリング再生「DSEE HX」も搭載する。
3.6型タッチパネルディスプレイを搭載。内蔵ストレージは16GBで、microSDカードスロットも搭載。データ転送用の端子はUSB Type-C。
なお、ウォークマン40周年記念エディション「NW-A100TPS」(16GB)も、11月に約440ユーロ / 400ポンドで発売する。
クラシックなウォークマンからインスピレーションを得たカセットテープのユーザーインターフェイスを楽しめるほか、背面パネルには40周年記念ロゴをプリント。特別に設計されたソフトケースとパッケージが付属する。