知り合った人の住所や電話番号を「連絡先」に登録すること、よほどの面倒くさがりでないかぎり、よくあることではないでしょうか。メールアドレスやSNSのアカウント名も登録できますから、今後連絡を取り合うことになる相手は早々に登録しておいたほうがあとで手間がかかりません。
しかし、連絡先の二重登録もよくあること。適当に苗字で登録しておき、あとで電話をかけようとしたらメールアドレスしか表示されず、調べてみたら電話番号だけが登録された別の連絡先が見つかった、などという情報分散型の二重登録も"連絡先あるある"です。
そのようにダブって登録された連絡先は、あとで1つにまとめることができます。たとえば、「鈴木一郎太」と「鈴木」が実は同じ人物という場合、「鈴木一郎太」に「鈴木」をリンクさせ、「鈴木一郎太」だけを連絡先として表示するよう登録情報を変更するのです。
リンクした連絡先データ(前述の例では「鈴木」)は削除されず、リンクを受けた連絡先(前述の例では「鈴木一郎太」)にまとめて表示されるだけですが、内容に重複がある場合はリンクを受けた連絡先(鈴木一郎太)のデータが優先されます。どちらか一方しか表示されないわけではなく、優先される連絡先のほうが上に表示されるに過ぎませんが、優先されないほうの誕生日は「記念日」として表示されます。
なお、上記の方法で複数の連絡先をリンクできます。その場合、表示される連絡先はリンクを受けた連絡先(前述の例では「鈴木一郎太」)になりますが、メールアドレスや電話番号など重複しない情報は足されていきますから、3件を1件に、4件を1件にまとめることも可能です。