NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは8月29日、青函トンネルの全区間で携帯電話サービスが利用可能になったことを発表した。サービス開始日は9月5日の始発列車から。
3社は北海道旅客鉄道と共同で青函トンネル内のエリア整備を進めている。青函トンネルの中央部(竜飛定点 [旧竜飛海底駅] ~ 吉岡定点 [旧吉岡海底駅]」)では、2019年4月17日から携帯電話サービスが利用可能だった。
今回、サービスエリアが拡大され、新たに青函トンネル 青森県側入り口~竜飛定点(旧竜飛海底駅)間の約13.6kmと、青函トンネル 北海道側入り口~吉岡定点(旧吉岡海底駅)間の約17.0kmエリアで、ドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル含む)の携帯電話サービスが利用可能になる。なお、北海道新幹線の他のトンネル内についても、対策工事を実施しているという。