ASUS JAPANは20日、本社・台湾ASUSTeK Computerの設立30周年を記念した13.3型ノートPC「ASUS ZenBook Edition 30」を発表した。台数限定で8月23日に販売開始する。取り扱いは直販サイトおよび、オフィシャルストア「ASUS Store Akasaka」のみ。出荷開始は9月中旬で、価格は税別149,030円から。

  • ASUS ZenBook Edition 30。全体で白が基調のデザインだ

「ASUS ZenBook Edition 30」の天板はパールホワイトカラーの本革張りで、「本革ならではの質感と手触りが楽しめる」という特別仕様。加えて、ASUS設立30周年記念ロゴがあしらわれており、ロゴから伸びる3本のステッチは職人が手作業で入れ込んでいるという。天板エッジ部分はローズゴールドカラーのダイヤモンドカットを施した。

天板の記念ロゴは、上向きの矢印と曲線、下向きの矢印を組み合わせたデザイン。それぞれ、「向上」(Ascending)、「思いやり」(Compassion)、「喜び」(Joyful)の意味が込められている。

  • 本体天板。記念から上下に伸びるステッチは手作業で入れられている

キーボード側も白で統一。ベースモデルは液晶タッチパッド搭載の「ZenBook Pro」シリーズとみられ、本モデルにも5.65型の液晶タッチパッド「ScreenPad」(2,160×1,080 ドット)が採用されている。液晶ディスプレイとキーボードの境目には、特別モデルを示す「asus COLLECTION」をレーザー刻印した。

  • 30周年記念モデルのキーボード面

ディスプレイは狭額縁で、一般的な13.3型液晶搭載ノートPCより小型化されているという。解像度は1,920×1,080のフルHD。ヒンジは、液晶を開くとキーボードが手前に約3度傾斜するエルゴリフトヒンジを採用。Windows Hello対応Webカメラも搭載し、顔認証ログインも行える。

ラインナップは、CPUとメモリ容量とストレージの違いで2モデルを用意。いずれもディスクリートGPU「NVIDIA GeForce MX250」を搭載する。

上位モデル「UX334FL-30ASUSi7」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8565U(1.8GHz)、メモリが16GB、ストレージが1TB SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce MX250、ディスプレイが13.3型ワイド(1,920×1,080ドット、タッチ非対応)、光学ドライブが非搭載、スピーカーがステレオ(1W×2)など。OSはWindows 10 Pro 64bit。

インタフェースはHDMI×1、USB 3.1 Type-C Gen2×1、USB 3.1 Type-A Gen2×1、USB 2.0×1、microSDカードスロットなど。通信はIEEE802.11a / b / g / n / ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0。バッテリ駆動時間は約10.4時間。本体サイズはW302×D189×H18.5mm、重さは約1.35kg。この構成で価格は税別179,030円。

下位モデル「UX334FL-30ASUSi5」では、上記からプロセッサがIntel Core i5-8265U(1.8GHz)、メモリが8GB、ストレージが512GB SSDなどに変更となる。バッテリ駆動時間は約10.2時間。これら以外の仕様は、上位モデルとほぼ同等。この構成で価格は税別149,030円。

  • 本体左側面

  • 本体右側面