最大の違いとして挙げられるのがカメラです。メインとなる3つのカメラは同等ですが、Note10+にはToFカメラを含む深度測定用カメラが搭載されています。これによって、背景ボケといった撮影機能の精度が向上しているようです。撮影上の機能はNote10でも使えますが(新機能のライブフォーカス動画を含めて)、Note10+のほうがより自然だったり高画質だったりする可能性があるのでしょう。

  • Galaxy Note10、Galaxy Note10+

    Note10(左)とNote10+のカメラ。違いはトリプルカメラの横にある深度測定カメラの存在

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    下2つをあわせて深度を測定します

発表会では、3Dスキャナーアプリを使って、ぬいぐるみの全体を複数回撮影、モデリング、3Dオブジェクトを作成――というデモが行われました。以前、ファーウェイがインカメラで似たような機能を提供していましたが、深度測定カメラを搭載するNote10+はより正確に記録できるため、使い勝手はよさそうです。この3Dスキャナーは、Note10+のみ対応となっています。

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    3Dスキャナーでぬいぐるみをスキャン

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    ぐるっと全周を記録していきます

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    しばらく待つと3Dオブジェクトが完成します

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    カメラ上にARとして表示。被写体の動きに合わせて動きます

記録した3Dオブジェクトは、ARアバターとしてカメラの画面上に表示し、被写体と同じ動きをさせて一緒に記録する、といった使い方もできます。なかなか興味深い機能でした。

ぬいぐるみなどをアバター化して動かして撮影できるというのは、どちらかというとNote10+よりも、Note10のターゲットユーザーに好まれそうです。カメラで遊ぶ以外の用途にも使えるのですが、できれば深度測定カメラは両モデルとも搭載してほしかったところです。

とはいえ、カメラは定評のあるGalaxy S10+・S10 5Gと同じモジュールで、画質に関しては同等といえそうです。画質としては、スマートフォンカメラとして十分以上の性能があるでしょう。

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    カメラの新機能ライブフォーカスビデオでは、顔を検出して人物だけを抜き出し、背景をぼかしたり、モノクロにしたりできます。今までは静止画だけだったのが、動画をリアルタイムで処理できるようになりました