アジレント・テクノロジーは8月7日、大阪府大阪市に同社の最新の分析機器を用いたサンプルテストやデモンストレーションを行うラボ「大阪ラボ」を開設し、8月19日より運用を開始することを発表した。

開設当初の大阪ラボは、従来より大阪の拠点が有していた分析機器での運用が主となるが、今後1ヶ月程度をかけて、各種液体クロマトグラフ(LC)や液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)を中心としたさまざまなソリューションを取り揃えることで、同社の関西方面の顧客に向けて、前処理から、分離、検出、データ解析まで、顧客のワークフローにあわせた最新のソリューションを紹介する役割を担う予定となっている。

なお、同社はすでに同様のラボを東京に有しているが、関西方面に国内有数の化学薬品メーカーや食品メーカー、大学や研究機関などが複数存在しており、そうした顧客からの、すぐに装置やソリューションを活用したり、試してみたいというニーズに応えることを目的に今回の開設が決定されたという。

  • 大阪ラボ
  • 大阪ラボ
  • アジレントの大阪ラボの様子 (画像提供:アジレント)