梅雨が明けビールの美味しい季節、ついつい飲み過ぎてしまいますが、うっかりやってしまいがちなのが「iPhoneの紛失」。どこにあるか推定できれば儲けもの、最後に寄ったお店なのか熟睡した電車に置き忘れたのか定かでないことがほとんどです。
そんなとき役立つのが、「iPhoneを探す」機能です。同名のアプリを起動し、紛失したiPhoneをタップすれば、現在地を確認できます。電源がオフのとき、圏外や機内モード時などインターネットに接続できないときには見つけられないものの、iPhoneをロック解除できないかぎりは電源オフや通信機能オフにはできませんから、あっさり諦めてはいけません。
しかし、遅かれ早かれiPhoneのバッテリーは尽きます。バッテリーがなくなればシステムはシャットダウンされ通信不能になりますから、そうなるとiPhoneを見つけることはできなくなります。
その事態に対処すべく用意された機能が「最後の位置情報を送信」です。バッテリーが残りわずかなとき、通信機能がダウンする前にiPhoneの位置情報をAppleのサーバへ自動送信するため、"iPhoneが事切れた場所"がわかります。
実は、ここに設定の盲点があります。この「最後の位置情報を送信」が初期設定では無効に設定されているからです。iPhoneを使いはじめるときには、『設定』→「Apple ID(画面上部の自分の名前が表示されている部分)」→「iCloud」→「iPhoneを探す」の順に画面を開き、「最後の位置情報を送信」スイッチをオンにしましょう。これで安心してビールをたくさん飲めますね!