NTTドコモは、9月20日からはじまる"超人類"たちの闘い「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」の会場やライブビューイング会場において5Gネットワークを使った新たな観戦スタイルのプレサービスを一般観客に提供することを発表した。商用サービス開始時同等の5Gネットワーク環境を一般ユーザーに提供するのは日本初になるという。

  • ラグビーワールドカップ2019日本大会公式<a href="https://www.rugbyworldcup.com/" target="_blank">Webサイト</a>

    ラグビーワールドカップ2019日本大会公式Webサイト

提供されるプレサービスは2種類。ひとつは対象会場での8試合における同社5G端末でのマルチアングル視聴。スタジアム内の個別カメラからの映像を5Gネットワークに接続されたドコモオープンイノベーションクラウド(dOIC)上の配信サーバーへ送り、スタジアム内の5G基地局から端末へと伝送。観戦しながら手元でも迫力ある映像を楽しめるという仕組みだ。

  • マルチアングル視聴イメージ(同社資料より)

    マルチアングル視聴イメージ(同社資料より)

対象となる試合と会場は以下の通り。

5G端末でのマルチアングル視聴の対象試合と会場

日時 試合会場 対象試合
9月20日(金曜)19時45分~ 東京スタジアム 開幕戦:日本 V ロシア
9月22日(日曜)19時15分~ 札幌ドーム 第7戦:イングランド V トンガ
9月28日(土曜)13時45分~ 東大阪市花園ラグビー場 第13戦:アルゼンチン V トンガ
9月28日(土曜)16時15分~ 小笠山総合運動公園エコパスタジアム 第14戦:日本 V アイルランド
10月5日(土曜)19時30分~ 豊田スタジアム 第26戦:日本 V サモア
10月8日(火曜)19時15分~ 神戸市御崎公園球技場 第29戦:南アフリカ V カナダ
10月13日(日曜)19時45分~ 横浜国際総合競技場 第40戦:日本 V スコットランド
10月20日(日曜)16時15分~ 大分スポーツ公園総合競技場 準々決勝3組目:プールD1位 V プールC2位

もうひとつは、都内ベルサール汐留(東京都中央区銀座8丁目21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル B1F)で行われるパブリックビューイング。開幕戦である東京スタジアムの日本対ロシア(9月20日19:45~)と10月13日横浜国際総合競技場で行われる日本対スコットランド戦を5Gネットワークを通じて会場に伝送。大画面に試合を映し出す。大容量情報の低遅延という5Gの特性を活かし、スタジアムと離れた会場で迫力ある試合を体験できる。こちらは8月20日より特設サイトから申し込める(約600名予定)、参加費は無料。

  • ライブビューイング実施イメージ(同社資料より)

    ライブビューイング実施イメージ(同社資料より)

そのほか、試合会場や"ファンゾーン"においてVR視聴や日本代表戦の映像を用いたマルチアングル視聴を延べ90日間開設。アジア初開催、世界の超人類が日本に集うラグビーの世界祭典を来春まで待ち遠しい5Gで楽しめるしかけが満載だ。

試合会場でのブースとファンゾーン

ブース

会場 出展日数
東京スタジアム 8日間
横浜国際総合競技場 7日間
小笠山総合運動公園エコパスタジアム 4日間
豊田スタジアム 4日間
東大阪市花園ラグビー場 4日間
大分スポーツ公園総合競技場 5日間

ファンゾーン

会場 出展日数
札幌市/札幌駅南口広場 2日間
岩手県・釜石市/釜石市民ホール 2日間
埼玉県・熊谷市/コミュニティひろば 6日間
東京都/東京スポーツスクエア 15日間
東京都/調布駅前広場・調布市グリーンホール 5日間
神奈川県・横浜市/臨港パーク 15日間
大阪府・東大阪市/花園中央公園野球場 1日間
福岡県・福岡市/JR博多駅前広場 1日間
熊本県・熊本市/花畑広場・シンボルプロムナード 2日間
大分/大分いこいの道広場 9日間