船井電機は7月10日、「FUNAI」ブランドから、4K有機ELテレビなどを含めたテレビ製品(4シリーズ・7モデル)を発表した。7月20日からヤマダ電機グループの全店舗で発売する。船井電機のテレビ製品は、ヤマダ電機グループの独占販売となる。

  • FUNAIのテレビ、最新のラインナップと機能概要

7020シリーズ

BS4K・110度CS4Kチューナー×2基と、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×3基を内蔵する有機ELテレビ。65V型と55V型の2モデルを用意。価格(以下すべて税別)は、65V型が379,800円、55V型249,800円。

  • 65V型「FE-65U7020」

解像度は3,840×2,160ドット(4K)で、画像処理エンジンに「クリアピクスエンジン 4K HDR OLED Z」を搭載。AIによるパターン解析で構築したデータベースを使い、ノイズの低限と超解像処理を行う。1TB HDDを標準で内蔵し、4K放送の視聴しながらの録画も可能。

  • 新エンジンのポイントは、精細感と階調性の向上

  • 旧エンジン

  • 新エンジン

音響面では、フルレンジスピーカー×2基、ウーファー×2基、パッシブラジエーター×4基で構成される2.2ch OLEDフロント型FUNAIサウンドシステムを搭載。最大50Wの迫力ある音を出力する。

入出力端子は、HDMI入力×3系統、ビデオ入力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、ヘッドホン出力×1系統、USB×2基、有線LAN端子など。IEEE802.11ac対応無線LAN機能も備える。本体サイズは65V型がW1,449×D267×H854mm、重さは43.2kg、55V型がW1,228×D267×H731mm、重さは33.7kg(ともにスタンド取り付け時)。

  • リモコン

  • 画面のメニューも新しくなり、アイコンや大きな表示で分かりやすくなった

4120シリーズ

  • 55V型「FL-55U4120」

BS4K・110度CS4Kチューナー×2基と、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×3基を内蔵する液晶テレビ。55V型のみを用意し、価格は159,800円。解像度は3,840×2,160ドット(4K)で、画像処理エンジンは「クリアピクスエンジン 4K HDR PLUS」となる。音響面では、15W+15Wのフルレンジスピーカー×2基を内蔵。

入出力端子は、HDMI入力×3系統、ビデオ入力×1系統、ヘッドホン出力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、USB×2基、有線LAN端子など。IEEE802.11ac対応無線LAN機能も備える。内蔵HDDは1TB。本体サイズは55V型がW1,246×D256×H76mm、重さは16.2kg(スタンド取り付け時)。

4020シリーズ

BS4K・110度CS4Kチューナー×2基と、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×3基を内蔵する液晶テレビ。49V型と43V型の2モデルを用意。価格は49V型が109,800円、43V型99,800円。倍速駆動を省き、スピーカーが10W+10Wのフルレンジスピーカー×2基に変更されている。

本体サイズは、49V型がW1,109×D256×H681mm、重さは13.2kg、43V型がW975×D256×H605mm、重さは11kg(ともにスタンド取り付け時)。そのほかの仕様は、4120シリーズとほぼ共通。

3020シリーズ

地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2基を内蔵する液晶テレビ。55V型と43V型の2モデルを用意。価格は55V型が79,800円、43V型が44,800円。解像度は3,840×2,160ドット(4K)で、無線LAN機能は省略。HDDは内蔵しないが、USB HDDを接続しての番組録画は行える。

入出力端子は、HDMI入力×4系統、ビデオ入力×1系統、ヘッドホン出力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、USB×2基、有線LAN端子など。本体サイズは55V型がW1,238×D225×H767mm、重さは11.8kg、43V型がW969×D182×H606mm、重さは8.3kg(ともにスタンド取り付け時)。