パナソニックは6月3日、シネマクオリティの映像を撮影可能とするフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1H」を国内発表した。2019年秋に製品化し、市場に投入予定だ。レンズマウントはLマウント。LUMIX S1Hの発表により、パナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S」シリーズのラインナップは、「LUMIX S1R」「LUMIX S1」とあわせて3モデルとなる。

  • LUMIX S1H

    写真は「LUMIX S1」(左)と「LUMIX S1R」(右)

LUMIX S1Hは、デジタルカメラで世界初(※)となる6K / 24p(縦横比3:2)、5.9K / 30p(縦横比16:9)での動画撮影を実現。また、フルサイズのレンズ交換式デジタルカメラとして世界で初めて(※)、10 bitのCinema4K / 60p、4K / 60pでの動画記録も可能だ。

※いずれもパナソニック調べ

パナソニックのデジタルシネマ用4Kカメラ/レコーダー「VARICAM」と同水準のダイナミックレンジをサポートし、色域は14+ストップV-Log/V-Gamutに対応。暗部からハイライト部分まできめ細かに描写し、制作者の意図に忠実な色や、豊かな肌の質感を表現する。動作保証温度内であれば、すべての動画記録モードを時間無制限で利用できる。