サムスンから、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」が5月23日に発売されます。単体では市場想定売価が17,200円前後ながら、Galaxy S10/S10+を取り扱うキャリアでは、事前予約の上で期間内にGalaxy S10/S10+を購入した全員にGalaxy Budsをプレゼントするというキャンペーンも展開中(auは事前予約が22日まで、NTTドコモは5月31日まで)。
このGalaxy Buds、充電ケーブルを使わなくてもワイヤレスで内蔵するバッテリーがチャージできたり、同時期に発売される最新スマホのGalaxy S10/S10+からバッテリーをおすそわけしてもらえる「ワイヤレスパワーシェア」の機能が便利です。ワイヤレス充電機能の上手な使いこなし方と一緒に、完成度の高いGalaxy Budsの実力を総合的に検証してみたいと思います。
Galaxy Budsはここがおすすめな「3つのポイント」
Galaxy Budsはサムスンが発売する完全ワイヤレスイヤホンとしては第3世代にあたる新製品です。既にこれだけの世代進化を遂げている完全ワイヤレスイヤホンはオーディオメーカーの中にも多くはありません。特にサムスンの場合は自社のGalaxyシリーズのスマホと一緒に使った時に相性の良さを発揮できる機能が充実しているところが特徴です。もちろん他社製のAndroid OS端末やiPhoneに接続して音楽リスニングを楽しむこともできます。
Galaxy Budsを試してみた筆者が、完全ワイヤレスイヤホンとして本機がとても優れていると感じたポイントが3つあります。
イヤホン本体とケースがコンパクト
ひとつは本体とケースがどちらも非常にコンパクトで、装着感が良いし持ち運びやすいことです。完全ワイヤレスイヤホンはとても便利なオーディオ機器ですが、身に着けたり持ち運ぶのが面倒に感じてしまうほどのサイズ感だと、使い込むほどに飽きがきてしまうものです。Galaxy Budsは本体の重さがわずかに6g。装着した時に耳から飛び出ているように見えないデザインも魅力的です。ケースの重さは40g。完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなり軽量な方です。片手に乗せてみても、収まりはとても良いです。
タッチパッドの操作性がよい
もうひとつは、イヤホンの両側面に搭載するタッチパッドリモコンの操作性がとても良いことです。内蔵するセンサーの感度が鋭すぎず、もちろん鈍くもなく程よいバランスであることと、側面全体がタッチパッドになっているので誤操作の発生が抑えられます。