CFD販売はこのほど、ASUSTOR製NASキット「NIMBUSTOR」シリーズの取り扱い開始を発表した。「ゲーミング」をコンセプトに、Gemini Lake世代のCPUや2.5G LANポートなどを備える。2ベイモデルと4ベイモデルをそろえ、いずれも6月中旬に発売する。店頭予想価格は、2ベイモデルが税別38,800円前後、4ベイモデルが税別55,500円前後。

  • 2ベイモデル「AS5202T」

  • 4ベイモデル「AS5304T」

プロセッサとして、2ベイモデル「AS5202T」に2コアのIntel Celeron J4005、4ベイモデル「AS5304T」に4コアのIntel Celeron J4105を搭載し、従来世代から約30%高速化した。メモリは4GBのDDR4 RAMを標準搭載。8GBまで増設できる。

2基の2.5G LANポートを備え、対応スイッチ/ルータと組み合わせることで、転送速度を最大150%高速化するという。

また、ゲームのパフォーマンスに影響を与えることなく、最大4K HDRでのライブストリーミングをNASに直接保存可能なほか、10ビット4Kハードウェアデコード、HEVCデコード、VP9 10ビットProfile2デコードをサポートし、低いCPU使用率で4K HDR動画も再生できるとしている。

このほか、Amazon S3、Dropbox、Googleドライブ、Onedriveといったバックアップオプション、同社がMyArchiveと呼ぶコールドバックアップ技術が利用できる。

ストレージ容量は、「AS5202T」が最大28TB(14TB×2)、「AS5304T」が最大56TB(14TB×4)。対応RAIDは「AS5202T」がRAID 0/1、JBOD。「AS5304T」がRAID 0/1/5/6/10、JBOD。