iPhoneに届いた通知、どのようにして把握しますか? ロック時であれば、自動的に点灯したiPhoneのディスプレイに表示される通知ダイアログがオーソドックスな手段でしょう。設定次第では、通知音やバイブレーション付きで知らせてくれますから、iPhoneをポケットやバックに入れていても気付けます。
しかし、iPhoneとの距離が広がると事情は変わってきます。通知音やバイブレーションは、iPhoneがすぐ傍にある(密着した)状態であれば気付くものですが、数メートルほど離れるとそうはいきません。たとえば、オフィスなど少し騒がしく離席しがちな状況でiPhoneを机に置いてしまうと、なかなか気付けないものです。
そんな事態を回避するには、「LEDフラッシュ」が有効です。通知が届いたタイミングで、ふだんはカメラのフラッシュや懐中電灯として利用している本体背面のLEDライトを点滅させるのです。かなりの明るさでピカッと光りますから、離れていても気付きます。胸ポケットやトートバッグの中のように、密閉されていない空間であれば移動中でも気付くことができるはずです。
このLEDフラッシュは、iOSのアクセシビリティ機能(障がい者支援機能)の一種と位置付けられているため、『設定』アプリの「アクセシビリティ」項目にオン/オフのスイッチが用意されています。初期値ではオフに設定されていますから、以下の手順に従いオンにしてみましょう。
なお、ディスプレイを上にしてiPhoneを置くと、光が拡散しないため、せっかくのLEDフラッシュに気付くことができません。iPhoneを置くときは必ず伏せる習慣を身につけましょう。