タムロンは4月25日、2月に開発を発表していた一眼レフカメラ用の交換レンズ「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」(Model A043)の発売日を決定した。ニコン用が5月23日、キヤノン用が6月20日。価格はいずれも税別10万円。

  • 発売日や価格が決定したタムロンの「35-150mm F/2.8-4」

35mmから150mmまでを広くカバーするフルサイズ対応のズームレンズ。開放F値はF2.8~4と明るく、柔らかく大きなボケのある描写が得られる。最短撮影距離が全域で0.45mと短いことや、オートフォーカス用に静音DCモーターを採用してAFの駆動音を気にせず撮影できることから、タムロンは「被写体と会話をしながらポートレートを撮るのに最適なズームレンズ」とうたう。5段分の補正効果を持つレンズ内手ぶれ補正機構「VC」も搭載する。

  • 35-150mm F/2.8-4のレンズ構成

メーカー純正のマウントアダプターを利用すれば、同一メーカーのフルサイズミラーレスでも問題なく利用できる。

フィルター径は77mm、最大径は84mm、長さは124.3mm、重さは790g(数値はいずれもニコン用)。

  • 2月に開催されたCP+では、外観のみの展示で試用はできなかった