インクリメントPは4月18日、アドバンスト・メディアが同日リリースしたナビ用AI音声認識エンジン「Amivoice」に、地図情報データの提供を開始したことを発表した。

今回インクリメントPがAI音声認識エンジン「Amivoice」に提供したのは、同社が整備・保有する、最新のスポットデータ、駅出口、交差点、高速施設、建物ビル名称、駐車場、一般施設など、ナビゲーション向け音声認識エンジンの作成に必要なデータベース。

Amivoiceに同社の地図情報データを学習させることにより、専用の音声認識エンジンを開発する必要がなくなり、低コストかつスピーディーに導入・開発をすることが可能になったという。また、駅やビルをはじめとした施設名称および住所の認識率が向上しているということだ。

行先や住所などの音声入力を必要とするカーナビや動態管理システム、案内ロボット、問合せフォームの住所入力の簡素化など、幅広い業務シーンでの利用が期待されるとしている。