米Microsoftは2日(米国時間)、Microsoft Storeの書籍カテゴリを同日終了すると告知した。2019年7月からは、Microsoft Storeで購入した電子書籍が読めなくなる。同社は、ユーザーが購入した本の代金を全額返金する予定だ。

書籍カテゴリの終了にともない、4月2日から、Microsoft Storeで本の購入やレンタル、予約などが行えなくなる。また、4月2日以降に発売される本を予約していた場合はキャンセル扱いになり、料金は請求されない。購入した本(無料本も含む)は2019年7月上旬までEdgeブラウザ上で読むことができるが、その後は削除される。

返金は、該当ユーザーに対し、2019年7月上旬から自動的に開始される。購入時の支払方法が有効でない場合は(例えばギフトカードやプリペイドカードで購入した場合などが該当すると思われる)、Microsoft Storeで使われているMicrosoft accountに紐付いたクレジットカードに返金される。

本にマークアップや注釈を付けていた場合も2019年7月上旬からは参照できなくなるため、2019年4月2日より前にマークアップや注釈を付けていた場合は、返金時に本の購入代金に加えて、25ドルの追加クレジットが加算される。

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