リスクモンスターは2月27日、第5回「就職したい企業・業種ランキング」の調査結果を発表した。
第1位は「地方公務員」(回答率31.6%)だった。これに、「国家公務員」(同18.0%)、「Google」(同6.1%)、「大塚製薬」(同5.2%)、「日本赤十字社」(同5.0%)が続いた。
今回、「地方公務員」の割合が大幅に増加したことで、「地方公務員」が1位、「国家公務員」が2位となり、前回調査から1位と2位の順位が逆転したという。
また、「大塚製薬」(前回39位→今回4位)、「日本赤十字社」(前回70位→今回5位)、「アステラス製薬」(前回32位→今回8位)、「武田薬品」(前回18位→今回11位)の医薬品製造業・医療事業4社と、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(前回12位→今回8位)、「西日本旅客鉄道(JR西日本)」(前回25位→今回12位)、「東京急行電鉄(東急)」(前回48位→今回16位)の鉄道業3社が順位を大きく上げた。
その一方で、「三菱UFJ銀行」(前回18位→今回51位)、「三井住友銀行」(前回12位→今回51位)、「みずほ銀行」(前回14位→今回ランキング対象外)の銀行業3社は順位を大きく下げる結果となった。
文系・理系別に集計したところ、文系学生が望む就職先のランキングは上から、「地方公務員」(回答率35.9%)、「国家公務員」(同15.2%)、「Google」(同7.2%)、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同6.3%)、5位「西日本旅客鉄道(JR西日本)」(同5.4%)となった。
対する理系学生が望む就職先のランキングは、上から「地方公務員」(回答率27.2%)、「国家公務員」(同20.7%)、「大塚製薬」(同10.1%)、「アステラス製薬」(同7.8%)、「日本赤十字社」「武田薬品」(同6.9%)となった。