ヴォーカーズは1月23日、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」において、社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング2019」を発表した。同ランキングは、「Vorkers」に投稿された「社員・元社員による、働く環境に関する評価点」を集計し、社員の働きがいをランキング化したもの。
調査の結果、2019年は第1位にグーグル(Google)、第2位にセールスフォース・ドットコム、第3位に三井不動産が選ばれた。2018年のランキングでは、グーグルはトップ50にも入っておらず、大躍進となった。
そのほか、2018年にトップ10圏外から今年新たにトップ10入りした企業は、三井不動産、ボストンコンサルティンググループ、ユーザーベース、シスコシステムズ。
グーグルの社員からは、「風通しがよく組織体制は非常にフラット。日本法人だがレポート先はオーストラリア、 シンガポールなどとなり、グローバルな環境で活躍できる。終身雇用を前提とはしておらず、人の入れ替わりは早い。一方で仕事や職場環境が嫌で辞めるのではなく、次のステップに進む前向きな転職が多く、脱 google 後も google のセミナーに登壇したりと、人の能力が評価される(アーキテクト、男性)」といったクチコミが寄せられている。
セールスフォース・ドットコムの社員からは、「毎月のKPIが明確に設定されており、外資系らしく数字を残すことが求められる。安定して数字を残すことは非常に難しいので、数字を達成するためのモチベーションを高く持ちつつ、工 夫・努力を常に行うことが求められる。キャリアについて、いつでも相談できる環境が整っている。長期間同じ職にとどまることがないため、常に次のステップアップに向けたキャリアを描くことができる(営業、男性)」といったクチコミが寄せられている。