リマインダー機能の使い方
Slackには、リマインダーの機能が搭載されている。リマインダー機能では、自分や特定のメンバー、特定のチャンネルに向けて、メッセージの送信予約を行うことができる。基本的にメッセージ欄に「/remind」と入力、以降に通知する内容と、通知時間を打ち込んでいけばよい。また、投稿済みのメッセージをリマインド設定して、再度通知することも可能だ。
通知時間については後述するが、「at 8:30am」や「in 10 seconds」などと入力。時刻だけでなく「今から何分後」という設定も行える。また、「Everyday」と入力すれば、繰り返してリマインドすることも可能だ。時刻の指定がない場合は基本的に9:00に通知が届く。
リマインドを実行する際のメッセージは自分のみにしか表示されないので、書き込む場所はどのチャンネルでもかまわない。ただし、投稿後にリマインダーを削除するケースなどもあるので、メッセージ量の多いチャンネルではなく、自分宛のスペースに書いておくと、すぐに発見できて便利だ。
・自分に対してリマインドを送る
自分に対してリマインドを送る場合は、「/remind me ~」と入力する。
・メンバーへリマインダーを送る
特定のメンバーへリマインドを送る場合は、「/remind @メンバー名 ~」と入力する。

・チャンネルへリマインダーを送る
チャンネルへリマインドをする場合は、「/remind #編集aチーム-企画会議用 ~」と#“チャンネル名"を入力する。
【リマインダーを送る相手の指定】
me (自分にリマインドする)
@メンバー名 (特定のメンバーにリマインドする)
#チャンネル名 (チャンネルにリマインドする)
・書き込まれているメッセージをリマインドする
Slackでは、すでに投稿済みのメッセージを、再度リマインダーとして自分宛に送ることができる。メッセージを指定して、「その他(…)」から、「後でリマインドする」を選択。20分後、1時間後、3時間後など、リマインドする時間を指定すれば準備完了だ。忙しくて今すぐは確認できないが、後で忘れずに内容をチェックしたい場合などに有効だろう。
リマインダー機能のさまざまな時間指定方法
リマインダー機能では送り先のメンバーやチャンネルを指定できるほか、詳細な日時まで選ぶことができる。特に日時はさまざまなフォームがあるので、以下でいくつか紹介する。
【経過時間を指定(今から何分後)】
in 10 seconds (10秒後)
in 12 minutes (12分後)
in 3 hours (3時間後)
in 5.5 hours (5時間半後)【時刻を指定】
at 8:30am (12時間制で午前8:30に)
at 15:00 (24時間制で15:00に)
at midnight (午前0時に)【日付を指定】
2018/12/10(西暦/月/日に)【毎週繰り返してリマインドを行う(スヌーズ)】
every weekday(平日毎日)
every Monday, Wednesday, and Friday (月・水・金に)【隔週の繰り返し指定】
every other Monday (隔週月曜日に)
リマインダーを確認・編集する
リマインダーの数が多くなると、不要なリマインダーの整理やスヌーズの切り替えなどをすることもあるだろう。その際、任意のリマインダーから「リマインダーを表示する」をクリックするか、「/remind list」と入力すると、設定中のリマインダー一覧を表示させることができる。
一覧からは、不要なリマインダーの削除や、スヌーズの指定などを行うことができる。
なお、設定した時間になると「slackbot」からリマインドが表示される。通知を受け取らない設定にしている場合、リマインドに気づかないことがあるので、おやすみモードや通知の設定を確認しておくのがオススメ。通知の設定は画面左上、ワークスペース名の右側にあるベルマークの「通知」から行える。
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