Forbesは12月13日(米国時間)、「We Broke Into A Bunch Of Android Phones With A 3D-Printed Head」において、iPhone X、LG G7 ThinQ、Samsung S9、Samsung Note 8、OnePlus 6という5つのスマートフォンにおいて、顔認証を3Dプリントしたフェイスマスクで破ることができるかどうかという実験の結果を伝えた。これによると、iPhone Xだけが3Dプリンタで開発されたフェイスマスクでは欺すことができなかったという。
現在、スマーフォトンのフラッグシップモデルには顔認証によるロック解除機能が搭載されているものが多い。今回公開された実験では、Androidベースのスマートフォンに搭載されている顔認証は3Dプリントされたフェースマスクで欺すことが可能であることが示されている。iPhone Xの顔認証は3Dプリントされたフェースマスクでは欺すことができなかった。
記事では、生体認証はその特徴をコピーすることが可能であるという原理的な問題から、それほど安全とは言えないのではないかと指摘している。さらに、パスワードやパスコードのように頭の中に記憶しておくもののほうが安全性を保てるのではないかと説明している。