横河レンタ・リースと富士ソフトは28日、Windows 10の継続的運用支援サービス「Simplit プロビジョニング」を12月17日より開始することを発表した。
横河レンタ・リースにより提供される「Simplit プロビジョニング」は、組織内のWindows 10のアップデートをWindows構成デザイナー(Windows Configuration Designer)を用いて速やかに行えるプロビッジョニングパッケージの作成や更新、再作成を継続的に行うもので、IT管理者のWindows 10運用の負荷を軽減するサービスとなる。月1回の設定変更・アプリ変更、半年に1回のアップデート対応から成る基本料金が360,000円(税別/年間)、1パッケージ料金が600,000円(税別/年間、15アプリ以下)。定期的なアップデートや対応アプリケーションの組み込みは、富士ソフトがサポートする。
両社は、2020年1月のWindows 7延長サポート終了に伴いWindows 10への移行が進むなか、プロビッジョニングパッケージの作成・運用は、従来の機種ごとにマスターイメージ作成などを必要とせず、IT管理者への負荷を軽減できるものの、Windows 10のバージョンの更新ごとに作り直す手間やWindows構成デザイナーへのハードルが依然として存在することをサービス提供の背景として挙げている。