デスクトップ向けプラットフォームとしても、Webサーバプラットフォームとしても、Linuxディストリビューションの中で高い人気を獲得しているUbuntuがさらにシェアを増やす可能性が出てきた。11月16日(米国時間)にIt's FOSSに掲載された記事「Wow! Ubuntu 18.04 LTS is getting a 10-Year Support (Instead of 5)」が、Ubuntu 18.04 LTSのサポート期間が現在の5年間から10年間に延長される見込みと伝えたのだ。
記事は、先日ベルリンで開催されていた「OpenStack Summit」においてCanonicalのMark Shuttleworth氏のアナウンスを引用して、Ubuntu 18.04 LTSのサポート期間延長について説明している。
また、期間は明らかにされていないものの、1つ前の長期サポートバージョンであるUbuntu 16.04 LTSのサポート期間延長を示唆する内容も取り上げられている。サポート期間の延長はIoT市場におけるサポート期間延長の要求に応えるものとも伝えている。
Ubuntu 18.04 LTSのサポート期間が10年になるというアナウンスが行われたが、そのサポートが無償か有償かは明らかにされていない。無償で提供された場合、サーバ用途などでUbuntuの需要がさらに高まることが予想される。