パナソニックは11月13日、Ultra HDブルーレイ再生に対応するブルーレイディスクプレーヤー「DP-UB9000」を発表した。12月7日より発売する。価格はオープン、推定市場価格は210,000円前後の見込み。

  • DP-UB9000

    ブルーレイディスクプレーヤー「DP-UB9000」

Ultra HDブルーレイ再生に対応した、ブルーレイディスクプレーヤーのフラッグシップモデル。「4Kリアルクロマプロセッサplus」を搭載し、4K/60p・4:2:2・36bitなどの映像出力が可能。ULTRA HD PREMIUM認証を取得しているので、パナソニックのテレビ、4K有機ELビエラなどと組み合わせることで、リアルな明暗と色を表現した映像を楽しめるとしている。

新開発のLSIによって、HDR10+とDolby VisionのHDR規格に対応。シーンごとに映像の明るさを最適化してくれる。通常のHDRコンテンツの場合は、独自の「HDRトーンマップ」技術で映像作品ごとに最適化を行う。また、「システムガンマ調整」により、HDR映像のコントラスト感も自在に調整できる。

本体は、2層構造のトップパネル、3層構造のドライブベース、4層構造のベースシャーシで構成。アルミ製のフロントパネルとサイドパネルで剛性を高め、オーディオ専用電源、オーディオ専用基板、高級オーディオ用D/Aコンバーターを採用するなど、振動とノイズの低減を徹底して音質アップを図った。音質面は、パナソニックのTechnics技術陣と共同でチューニングしている。

4K/HDRのインターネット動画の再生も可能。NETFLIX、Amazonプライム・ビデオ、dTV、ベルリン・フィル「デジタル・コンサートホール」、YouTube 4K/HDRなどの4K動画の他、DAZN、Huluなどの動画も再生できる。

出力インタフェースは、HDMI(映像、音声)×2系統、2chアナログ音声出力×1系統、7.1chアナログ音声×1系統、2chバランス音声×1系統、光デジタル音声×1系統、同軸デジタル音声×1系統。USB 2.0×1系統、USB 3.0×1系統、有線LAN×1系統も備える。本体サイズはW430×D300×H87mm、重さは12.5kg。