シャープは11月1日、頭皮ケアなどができる美容家電2機種を発表した。11月8日に発売する。今回発売するのは、プラズマクラスタースカルプエステEX「IB-JZ5K-B」と、プラズマクラスターニュアンスアイロン「IB-JA7H」だ。価格はオープンで、推定市場価格はIB-JZ5K-Bが16,000円前後(税別)、IB-JA7Hが18,000円前後(税別)。

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    プラズマクラスタースカルプエステEX「IB-JZ5K-B」

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    プラズマクラスターニュアンスアイロン「IB-JA7H」

プロの手の動きに学んだスカルプエステ

IB-JZ5K-Bは、シャープ独自のプラズマクラスターイオンと、顔のマッサージなどに使用される「かっさ」(皮膚表面を心地よい強さで滑らせ血流をよくするアタッチメント)を組み合わせたスカルプエステ専用機だ。

開発にあたり、頭皮をマッサージするときの施術者(ヘッドスパニスト)の両手の動きに注目し、2つのかっさ「ダブルかっさ」を搭載した。1つのかっさにつき、指のようなアタッチメントが3本付いている。

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    ダブルかっさが頭皮をマッサージする

左右対称で両手のような形状のダブルかっさには、左右それぞれの外側に2本、計4本の先端にチタンボールを搭載。チタンボールによって、頭皮を冷ますような感触を与える。

チタンボールを備えない中央の2本は支点となり、ダブルかっさを髪の毛の生え際から頭頂部に向かって滑らせる。バウンドするように本体を動かすと、ダブルかっさが頭全体に左右対称の丸い軌跡をうむ。ヘッドスパニストのような「すり流す」「つかむ」動作を実現し、頭皮を心地よくマッサージするという。

ダブルかっさが髪の毛をかき分け、本体から発生するプラズマクラスターイオンを頭皮に効率よく届ける。水分子で囲まれたプラズマクラスターイオンにより、頭皮に水分子コートを形成。頭皮のうるおいを保ちながら余分な皮脂を抑制する。

IB-JZ5K-Bは充電式のコードレス仕様で、充電時間は約2時間30分。運転時間は最長約15分×3回(15分でオートオフ)。本体サイズはW112×H251×D56mm、重さは約135g。

送風構造でスタイリングするアイロン

IB-JA7Hは、髪の毛をブラッシング感覚でストレートやカールにヘアアレンジできるヘアアイロン。アイロン部の両サイドからプラズマクラスターを含む風を放出し、ブラッシング時にヒートピンを通過して熱くなった髪の毛を冷やす。

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    アイロン部の両サイドからは、プラズマクラスターイオンを含んだ風を放出する

ヒートピンで熱を与え、風で素早く冷却する「HEAT&COOL技術」により、温度差を利用して髪の毛にクセ付けする。プラズマクラスターの風が髪の毛の熱ダメージを抑え、熱で水分を失った髪の毛に水分を補う。プラズマクラスターにより、静電気も約38%抑制する。

ヒートピンの配置には、ひまわりの種の並び方を応用した「フィボナッチ配列」を採用し、髪の毛をキャッチする力を向上させた。本体サイズはW64×H336×D58mm、重さは約470g。温度は90度、120度、140度、160度、180度、200度の6段階で設定可能だ。