特徴的なRTX 2070カードが続々と追加

NVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 2070」搭載グラフィックスカードに、今週も新モデルが追加されている。

GIGABYTEの「AORUS GeForce RTX 2070 Xtreme 8G」は、3ファン/3スロット厚の大型クーラーを搭載するハイエンド向けモデルだ。コアクロック(ブースト時)は1815MHzへと高速化。出力端子を7つも備えるのが大きな特徴で、トリプルHDMI出力も可能となっている。付属品は、重さを支えるVGAホルダーなど。価格は95,000円前後。

  • GIGABYTEの「AORUS GeForce RTX 2070 Xtreme 8G」。発光機能も特徴的だ

  • 2つの出力モードを選べる。ただし、どちらも同時出力は4画面まで

ASUSの「TURBO-RTX2070-8G」は、珍しいブロワファンのモデル。2スロット厚に収まっており、カバー形状を工夫したことで、SLI時でも十分なエアフローが確保できるという。価格は73,000円前後。また「DUAL-RTX2070-O8G」はデュアルファンのモデルで、コアクロックは1740MHzへと高速化されている。こちらの価格は83,000円前後だ。

  • ASUSの「TURBO-RTX2070-8G」。RTX 2070では珍しいブロワファンモデル

  • クロックは控えめだが、SLI時でもエアフローが確保できるとアピール

Colorfulの「iGame GeForce RTX 2070 Ultra OC」も、3ファン/3スロット厚の大型クーラーを搭載するハイエンド向けモデルだ。ブラケット側の「ONE-KEY_OC」ボタンを押すだけで、簡単にクロックを1710MHzへと高速化できる。補助電源は8ピン×2という構成になっており、OC時にも安定した動作が可能。TSUKUMO eX.での価格は81,460円。

  • Colorfulの「iGame GeForce RTX 2070 Ultra OC」。コスパの良さが特徴だ

  • トリプルファンのクーラーを搭載。8mm径のヒートパイプを5本採用している

並行輸入のRTX 2080 Tiカードが登場

EVGAの「GeForce RTX 2080 Ti XC GAMING」は、2ファン/2スロット厚のクーラーを搭載するGeForce RTX 2080 Tiグラフィックスカードだ。コアクロック(ブースト時)は1545MHzから1635MHzに高速化。ファンは新型ブレードの採用により、静音性が向上している。並行輸入品のため保証は1年のみ。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店での価格は183,578円。

  • EVGAの「GeForce RTX 2080 Ti XC GAMING」。並行輸入品で登場した

  • 透明なカバーが印象的。パーツ交換でカラーのカスタマイズも可能だ