ソニーは10月26日、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」シリーズとして、1/2.3型イメージセンサー「Exmor R」を搭載する有効画素数約1,820万画素モデル「DSC-HX99」「DSC-WX800」「DSC-WX700」を発表した。全モデル11月9日から発売する。価格はオープン。

DSC-HX99

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    35mm換算24-720mmの高倍率ズームレンズ搭載「DSC-HX99」

DSC-HX99は、35mm判換算で広角24mmから超望遠720mmまでをカバーするコンパクトデジタルカメラ。店頭予想価格は60,000円前後(税別)。

レンズには、ZEISS Vario-Sonnar T*24-720mmの高倍率ズームレンズを搭載。開放F値は広角端がF3.5、望遠端がF6.4で、光学式手ブレ補正も備える。望遠時に動く被写体をフレーミングして見つけ出せるズームアシスト機能なども搭載。

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    背面

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    ズームレンズ

約0.09秒の高速AFが可能なファストインテリジェントAFや、人物の瞳に自動的にピントを合わせる瞳AF機能を利用できる。画素加算のない全画素読み出しによる4K(3,840×2,160ドット)動画の本体内記録にも対応。4K動画からの静止画切り出しのほか、120fpsのハイスピード撮影も行える。画像処理エンジンには「BIONZ X」を搭載し、最大10コマ/秒の高速連写が可能だ。

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    チルト対応の液晶モニター

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    ポップアップフラッシュ

引き出し式の約63万画素有機ELビューファインダーを内蔵し、3型の液晶ディスプレイを搭載。液晶部分は上180度のチルト機能を持つ。タッチフォーカスとタッチシャッターを使った撮影にも対応。

記録メディアにはmicroSDメモリーカード、メモリースティックマイクロなどが使える。記録フォーマットは静止画がJPEG、RAW、動画がXAVC S。バッテリには「NP-BX1」を使用し、撮影可能枚数は最大460枚(CIPA準拠)。本体サイズはW102×D35.5×H58.1mm、重さは242g(本体のみ)。

DSC-WX800・DSC-WX700

  • DSC-WX800・DSC-WX700

    DSC-WX800・DSC-WX700

DSC-WX800は、上記のDSC-HX99からビューファインダーを省略したモデル。店頭予想価格は50,000円前後(税別)。DSC-WX700は、Web販売向けの限定モデル。参考価格は48,000円前後(税別)。機能や仕様はDSC-WX800とほぼ共通。

  • DSC-WX800・DSC-WX700
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