カオナビは10月24日、人材情報をクラウド上で簡単に共有できる「カオナビ」において、現場においても人事データの抽出・分析を行うことができる新機能「SHEET GARAGE」の提供を開始すると発表した。

「カオナビ」は、社員の顔・名前・経験・評価・スキル・才能といった人材情報を一元管理して可視化することができるクラウドサービスで、最適な人材配置や抜擢といった人材マネジメント業務をサポートする。

今回提供を開始する「SHEET GARAGE」では、カオナビ上に登録されている社員情報のうち、各自が付与された権限の範囲内で、比較・分析・一括出力・閲覧ができる機能。これより、カオナビの管理者権限を持たない社員でもデータのダウンロードが可能となり、役職やポジションに適うデータ分析をもとにした人材マネジメントを行うことができる。

また、例えば、カオナビ上の社員情報に毎月の残業時間を入力・更新すると、「SHEET GARAGE」上に一人あたりの平均・合計の残業時間が自動で反映される。そのため、個々の平均残業時間が視覚化され、マネジメントに活用することも可能だ。

なお、権限の範囲を越えた情報がダウンロードされる心配もないため、セキュリティ面も安全だという。