タニタが2018年10月18日に、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でスタートしたツインスティックプロジェクトが、開始から1日もたたないうちに目標金額を集めてプロジェクトを達成した。

支援金を募集していたのは、セガゲームスのプレイステーション4用ソフト「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」で使用するツインスティックコントローラー、「XVCD-18-b 18式コントロールデバイス『ツインスティック』」。目標金額の4,000万円に対して、2018年10月19日17時現在、支援総額は約4,700万円となっている。製品の発送は、バーチャロンシリーズ第1作の「電脳戦機バーチャロン」が誕生した日にちなみ、2019年11月27日を見込む。

  • タニタ

    プロジェクト開始から1日もたたずして、4,000万円以上の支援金を集めた

タニタが「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」に対応するツインスティックの開発を発表したのは、2018年2月15日のこと。2018年6月8日から2018年7月30日にかけて、「CAMPFIRE」で支援金を募集した。当時の目標金額は2億7700万円だったが、集まったのは約8,200万円。残念ながらプロジェクトは、期日までに目標金額が集まらなければ不成立となる「All-or-Nothing方式」だったため、集めた支援金はユーザーの登録口座へ全額返金された。

しかしタニタはあきらめない。ジョイスティックやボタンの製造を手がける三和電子と、金属加工を手がけるトラスティーの協力を得て、製品のクオリティを高め、2018年10月18日から再び「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを実施するはこびとなった。

「XVCD-18-b 18式コントロールデバイス『ツインスティック』」はすでに目標金額を上回る金額を集めており、2018年10月19日現在は「OUT OF STOCK(在庫なし)」となっている(税込44,600円のプラン)。今からなんとか購入できないものかと、タニタ広報課への取材を敢行したが、「追加販売の予定は未定」とのことだった。あまりに早く売り切れてしまったため、購入できなかったファンも多いだろう。追加の販売を期待したいところだ。