最後に登場したのはロボット掃除機です。パナソニックのロボット掃除機といえば、柔らかな三角形が特徴的な「RURO(ルーロ)」シリーズ。独特の三角形状で部屋の隅までゴミを吸引するのが特徴です。10月1日発表の「MC-RS810」は、ブラシの毛量を増やしたりすることで、集じん力が従来モデル(MC-RS800)から約10%アップしました。

  • RULOの新モデルMC-RS810。部屋の隅まで入り込める形状が特徴です。デザインは前モデルとあまり変わっていないように見えます

  • 旧モデルのブラシ(写真左)よりも白い部分のブラシ毛量が増えたことで集じん力もアップしました

【動画】音声が流れます。ご注意ください。

また、ルーロはスマートフォンの専用アプリ「RULOナビ」を使って掃除するエリアを指定できますが、従来は一カ所しか設定できなかった「掃除しないエリア」を、2カ所まで設定できるようになりました。

  • 専用アプリで部屋のなかの「掃除しないエリア」を2カ所設定できるように

【動画】音声が流れます。ご注意ください。
動画では黒テープ内部をアプリで「掃除しないエリア」に設定。面白いようにRULOが避けて掃除するのがわかります

さらに、走行速度とブラシの回転数を下げて、運転音を抑える「音控えめ設定」という掃除モードを追加しています。ロボット掃除機の動作音は意外と大きいので、掃除にかかる時間は少し長くなりますが、音が小さくなるほうにメリットを感じるご家庭は多いのではないでしょうか。また、掃除中でも数分ごと定期的にブラシの汚れを掃除することで、ペットの抜け毛などの集じん率をアップできるようにもなりました。

最近の家電はとても賢くて、上手に使うことでラクができるし、時間的な余裕にもつながります。自分や家族の時間を足し算・引き算するのは世知辛い面もありますが、家事にかかる時間を減らすと自由な時間がどれだけ増えるか……という考え方を一度してみるといいかもしれませんね。