Amazonは9月6日 (米国時間)、映画やドラマ、音楽、電子書籍、アプリ/ゲームなどを手軽に楽しめる8インチ・タブレット「Amazon Fire HD 8」の新モデルを発表した。16GBモデルが8,980円、32GBモデルが10,980円。Amazon.co.jpで予約注目の受け付けが始まっており、発売は10月4日を予定している。

「Fire HD 8」前モデルとの違い

前モデルとの違いは、VGAだったフロントカメラが720p HDカメラに向上。microSDスロットが最大400GBまで対応する。また、声をかけるだけでいつでもデジタルアシスタント「Alexa」を呼び出せるハンズフリー機能をサポートするが、Alexa未対応の日本モデルで同機能は利用できない。スマートスピーカーの「Echo」シリーズですでにAlexaの日本語版の提供が始まっており、FireタブレットのAlexa対応が期待される。

  • 米国ではブラック、イエロー、ブルー、レッドの4色を発売するが、日本ではブラックのみ。純正保護カバーは5色が用意される

新「Fire HD 8」のスペック

主なスペックは、ディスプレイが8インチ (1280×800、189ppi)。プロセッサは、最大1.3GHz駆動のクアッドコア、メモリーは1.5GBだ。ストレージは16GB / 32GBで、microSDスロット (最大400GB)を備える。カメラはフロント・リアともに2メガピクセル。ワイヤレスはWi-Fi (802.11 a/b/g/n)。マイクとデュアルステレオスピーカーを搭載、Dolby Atmosをサポートする。

本体サイズは214×128×9.7ミリ、重さは369グラム。バッテリー駆動時間は最大10時間だ。