ソニーの4Kテレビ「BRAVIA(ブラビア)」、2018年秋の新製品として、ふたつのフラグシップモデルが発表されました。有機EL「A9F」シリーズと液晶「Z9F」シリーズです。ともに、発売日は10月13日を予定しています。
まず有機ELのA9Fシリーズは、現行のA1シリーズの後継モデル。最新世代の有機ELパネルを搭載する65V型の「KJ-65A9F」と、55V型の「KJ-55A9F」です。価格はオープンですが、推定市場価格は65V型が65万円前後、55V型が45万円前後になる見込み。A1シリーズにラインナップされている77V型のモデルについては、今のところ新製品に入れ替わる予定はないようです。
液晶のZ9Fシリーズは75V型の「KJ-75Z9F」、65V型の「KJ-65Z9F」の2モデルで、現行のZ9Dシリーズと入れ替わります。価格はオープンですが、それぞれ75V型が90万円前後、65V型が60万円前後で販売されることになりそうです。
なお、いずれのモデルも、国内で12月1日から始まる新4K放送の受信に対応するチューナーは内蔵していません。Ultra HD Blu-rayディスクやオンライン配信では、高精細な4K/HDR映像を楽しめる「4K対応テレビ」ですが、新4K放送を視聴するためには外付けチューナーが別途必要になります。
ソニーからは、新4K放送対応のダブルチューナー搭載で裏番組録画もできる、HDD録画機能を備えた外付けチューナー「DST-SHV1」が発表されました。発売日は11月10日を予定。価格はオープン、推定市場価格は55,000円前後が予想されます。横幅が約28.3cm、高さは約5cm、奥行きが約22.5cmと、ラックの空きスペースに収納しやすいサイズです。