中国のスマートフォンメーカーOPPOの新しいスマートフォン「OPPO R15 Neo」が登場しました。日本独自の名称を採用したエントリーモデルで、約3万円という低価格を実現しながら、充実した機能を搭載した1台となっています。
OPPO R15 Neoの主なスペック
- OS : ColorOS 5.1(Android 8.1をカスタマイズ)
- CPU : Snapdragon 450
- メモリ : 3GBまたは4GB
- ストレージ : 64GB
- 外部ストレージ : microSD(最大256GB)
- ディスプレイ : 6.2インチ液晶(1,520×720ドット)
- アウトカメラ : 1,300万画素+200万画素
- インカメラ : 800万画素
- Wi-Fi : IEEE802.11 b/g/n
- FDD LTE : B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
- TD LTE : B38 / 39 / 40 / 41
- WCDMA : B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM : 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
- おサイフケータイ : ×
- バッテリー : 4,230mAh
- 本体サイズ : 縦156.2×横75.6×厚さ8.2mm
- 質量 : 約168g
- カラー : ダイヤモンドブルー、ダイヤモンドピンク
【お詫びと訂正】初出時、Wi-Fiの準拠規格をIEEE802.11ac/a/b/g/nとしていましたが、メーカーから訂正発表があったため、IEEE802.11 b/g/nに変更しました(2018年8月30日 14:40) |
日本向けの名称で投入した本気スマホ
R15 Neoは、グローバルではAシリーズ(恐らく「A5」)と呼ばれているエントリーを中心としたシリーズです。日本ではシリーズの統一感を出すためでしょう、名称をR15 Neoとしています。
スペック的にはエントリーモデルという位置づけです。SoCはSnapdragon 450を搭載。メモリは2GBまたは3GB(モデルにより異なります)で、ストレージはいずれも64GBです。ディスプレイは6.2インチと大型ですが、解像度は6.2インチHD+(1,520×720ドット)にとどまります。
Snapdragon 450はエントリーからミドルクラス向けのSoCで、日本ではなかなかこれより下位クラスの端末は奮いません。加えて、2~3万円という販売価格はSIMロックフリー端末としては売れ筋なので、シェア拡大を狙った戦略的な製品と言えるでしょう。
19:9の縦長、ノッチ採用のディスプレイ
同社によれば、Snapdragon 435と比べて、バッテリー駆動時間は最大+4時間、CPU性能とGPU性能は25%向上、などといったメリットがあるそうです。
ディスプレイは、19:9の縦長で画面上部に切り欠き(ノッチ)がある最近では一般的になったデザイン。上位モデルのR15 Proほどではありませんが、ベゼルは細めで極力画面サイズを大きくしようとした印象です。通常の液晶なので、有機EL採用のR15 Proほど鮮やかではありませんが、明るさや見やすさの品質は十分です。