いま話題のスマートスピーカーですが、「買ってはみたけれど使いこなせていない」なんて人も結構多いのではないでしょうか。そんな人に、ぜひ試してほしい製品群がソフトバンク コマース&サービスから発表されました。販売芸人コンビの「さくらだモンスター」が披露した製品デモと一緒に紹介しましょう。
製品ラインナップと、気になるお値段
ソフトバンク コマース&サービスが展開する消費者参加型プラットフォーム「+Style(プラススタイル)」にて、7月26日に発売されたスマート家電は、スマートロボット掃除機、スマートモスキートキラー、スマートルームランプ、スマートアロマディフューザー、スマートLEDストライプライトの5製品。+Styleの公式サイト、Yahoo!ショッピング、Amazon.co.jpにて、すでに販売を開始しています。+Styleの公式サイトでは、2018年7月26日から2018年8月3日まで「発売記念キャンペーン」を実施。5製品を特別価格で提供します。その特別価格(すべて税込)とともに、製品を紹介していきましょう。
「スマートロボット掃除機」(minibot製、14,800円)は、掃除モードを「AUTO」(自動クリーニング)、「SPOT」(局所クリーニング)、「EDGE」(壁際クリーニング)の3種類から選択できるロボット掃除機。付属のモップを本体底部に装着すると、水拭きも同時にできます。稼働時間は最長で120分。
「スマートモスキートキラー」(oittm製、2,500円)は、波長が365nmの紫外線を放射するLEDライトを搭載。蚊をおびき寄せてファンで吸い込み、捕獲します。薬剤を使わないため、小さな子供がいる家庭でも安心して使えますね。どちらの製品も、スマホアプリ「Smart Life」からタイマー設定などが行えます。
「スマートルームランプ」(iO.e製、3,300円)は、約1,677万色を表現可能なルームランプ。高級感のあるガラス素材を用いたボール型のデザインです。スマホアプリ「Smart Life」を通して、発光する色を選択できます。
「スマートアロマディフューザー」(oittm製、4,300円)は、超音波式のアロマ加湿器。約200mlのタンクを搭載しており、6時間以上使えます。水がなくなったときは自動で停止する仕様です。内蔵のLEDライトは約1,677万色に発光します。「スマートLEDストライプライト」(BRTLX製、2,800円)は、約1,677万色に発光するLEDライト。裏面は粘着テープなので、家具などに貼り付ければ間接照明になりますね。どちらの製品も、スマホアプリ「Smart Life」から発光色の選択などが可能です。
5製品とも、音声アシスタント「Amazon Alexa」や「Google Assistant」内蔵のスマートスピーカーと連携することで、音声による操作が可能。スマートスピーカーを通して電源のオンオフが行えるため、生活が便利になりそうです。この日の会場では、販売芸人コンビ「さくらだモンスター」のマサキさん、しょっぴーさんがスマートスピーカー「Amazon Echo」を使ってスマート家電を操作するデモが行われました。
スマートホームの普及に向けて
ところで製品ラインナップを見て驚いたのは、価格設定の安さ。この理由について、ソフトバンク コマース&サービスは次のように説明していました。
「一度使えば手放せなくなるスマート家電ですが、高額な製品はなかなか買いにくいのが現状。最新の機能が使いこなせるか分からない、という不安も障壁となっています。そこでスマートスピーカーと連携せずとも単品で使える、値段も市販のものと変わらない、そんな製品をそろえました」。さまざまな消費者に響くよう、5製品のチョイスにも気を遣ったといいます。それぞれが異なるメーカーの製品ながら、スマホアプリ「Smart Life」で一括管理できるようになっているのもポイントです。
発表会で、ソフトバンク コマース&サービスの近藤正充氏は、「米国の調査によると、スマートスピーカーを使った人の65%は、スマートスピーカーなしの生活には戻れないと回答しています。米国におけるスマートスピーカーの世帯普及率は16%(約5,000万人)。日本市場でも、普及に向けてさまざまな製品が出始めています」と話し、今後の展開について期待を示しました。
ソフトバンク コマース&サービスでは、今後も+Styleを通じてスマート家電のラインナップを増やしていく考えです。スマートスピーカーを持っている人はこの機会に、まずは安価な製品でスマート家電のある生活を始めてみてはいかがでしょうか。