ユニークな機能を持つ曲面ディスプレイ「OPTIX MPG27CQ」

Monitorについては、今回MSIゲーミングデスクトップ購入者を対象に販売されるOPTIX MPG27CQの機能を紹介した。同製品はゲーミングディスプレイをうたっており、スペックとしては曲面パネルを採用した27型フルHDで、1msのレスポンスタイムと144Hzのリフレッシュレート対応といった特徴を備える。

  • OPTIX MPG27CQとその特徴

ユニークなのがディスプレイベゼル下部分に搭載されたLEDで、左右と中央、3分割されており、対応ゲームではヘルス、キル数、残弾をLEDで通知する機能を備えている。また、ゲームに合わせてプロファイルを設定することで、例えばFPSゲームでは暗部を持ち上げ明るく見やすくしたり、ゲーム画面にオーバーレイする形で「照準」を表示したりすることができる。

  • ベゼル下部分にLEDを搭載し、ゲーム中でのステータスを表示。ヘルスやキル数、残弾などを表示でき、ゲームプレイをアシストする

  • PCとUSB接続することでディスプレイの設定を行える。ディスプレイ設定はGaming OSDユーティリティからゲームに合わせて切り替え可能

  • 例えばFPSでは暗部を明るくし細部を確認できるように、あるいは照準を表示するなどプレイを優位に行える機能を搭載

ほかにも、Androidスマートフォンとの連携機能を搭載しており、例えばベッドに横になりながら映画を観て、眠くなったらスマートフォンから画面を消す、といったゲーム以外での活用方法もあるとのことだ。

  • Androidスマートフォンとの連携も可能

  • マザーボード等でもお馴染みのNahimic Audio機能を搭載し立体音響で迫る敵の位置、飛んでくるミサイルの位置などを判断しやすく調節される

Experienceはゲーミング体験ということで、Monitorで紹介した機能に加え、Aegis 3、Nightblade MI3の持ち運びも簡単かつ、省スペースな筐体デザインや、国内では賛否両論あるがLEDライティング、そしてサウンド、さらにOPTIX MPG27CQについては湾曲パネルの本製品を3台組み合わせれば超快適な視界が確保できる点をKo氏はオススメした。

  • 湾曲ディスプレイ3面を並べれば包まれるようなゲーム映像体験を実現

  • Aegis 3とNightblade MI3のサイズ感を500mlペットボトルと比較して欲しい

G-Tuneとの棲み分けはどうなる?

既存のマウスコンピューター製PC、とくにゲーミングモデルのG-Tuneとの棲み分けについてはコンシューマーマーケティング室室長の杉澤竜也氏が説明した。G-TuneではハイエンドミドルタワーにMASTERPIECE、メインストリームミドルタワーにNEXTGEAR、そのmicroATXモデルとしてNEXTGEAR-MICRO、そしてコンパクトモデルにLITTLEGEARを展開しているが、このなかで今回のMSIデスクトップとサイズで重なるのはLITTLEGEARとなる。

  • G-tuneゲーミングPCと今回のMSIゲーミングデスクトップPCのポジショニング

  • コンパクトモデルのなかでの製品のポジショニング

そのLITTLEGEARは、デザイン面ではシンプル路線で、BTOによって変わるもののパフォーマンスでもCPUにCore i7-8700K、GPUにGeForce GTX 1080 Tiと、今回のMSIデスクトップより上の構成を可能としている。この点で対象ユーザーが大きく被るということはないようだ。

  • それぞれの製品がカバーするニーズをまとめた

なお、販売についてはマウスコンピューターが窓口となるが、製品保証についてはエムエスアイコンピュータージャパンが行うとのことだ。