サンコーは2日、気化熱を利用して冷風を吹き出すUSB冷風扇「冷感提灯クーラー」を発表した。同日から販売開始する。価格は税込4,980円。

  • 片手で持てる冷感提灯クーラー

「冷感提灯クーラー」は、気化熱を利用して冷風を出すミニサイズのUSB冷風扇。特殊なフィルターが入った本体内のタンクに水を入れ、水分を含んだフィルターが蒸発することで、外気温から約5度～12度ほど温度が下がった涼しい空気が送られる。有効距離は40～60cm。

タンク容量は約460mlで、使い方により約4時間から10時間持続する。風量は3段階の切替式で、ルーバーにより風向きも変えられる。電源はUSBバスパワーで、モバイルバッテリでも動作可能。モバイルバッテリと組み合わせれば、好きな場所に持ち運んで使用できる。

本体サイズはW131×D131×H170mm、重量は約562g。なお、内部のフィルターは使用後6～10カ月程度が交換目安。交換用フィルターは別売で、価格は税込1,980円。

  • 本体前面と背面

  • モバイルバッテリでも動作し、風量は青色LEDで設定が浮かび上がる

  • 水が浸透、持続しやすい、きめ細かな特殊フィルターを内蔵する