楽天は6月29日、同車が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を起点に、自動車購入検討時における新たな消費体験を提供開始すると発表した。

その一環として、トヨタ自動車が新型車のカタログ請求ができる初の公認外部ECサイト「TOYOTA楽天市場店」を開設した。同サイトからカタログ請求を行うと、トヨタのカタログ配送プラットフォームと連携され新型車のカタログを郵送で受け取ることが可能。

「TOYOTA楽天市場店」はまずは6月26日に日本で発売された新型「カローラ スポーツ」のカタログを取り扱う。今後は、ECサイトを起点としたさまざまな消費体験を提供していく予定。

  • TOYOTA楽天市場店」の画面イメージ

自動車メーカーは「楽天市場」に出店することで、ユーザーに商品情報を効果的に訴求できるようになるほか、楽天データマーケティングも協働することで、約9700万の楽天IDや消費行動分析データをはじめとするビッグデータを活用し、「ファミリー層」や「アウトドア好き」といったユーザー像を推定して付加するなど、マーケティング価値を高めた施策を実現できるという。