Bluetoothヘッドホンにつきものの「充電が面倒」という欠点を解消した画期的な製品が登場しました。アール・イー・ハヤシが6月28日に発表した「DT-SOLARX5」は、左右をつなぐアーム部分にソーラーパネル(太陽電池)を内蔵し、晴れた屋外にいるだけで内蔵バッテリーが充電できるユニークなヘッドホン。室内でも、日が当たる場所に置いておけば充電できます。

価格はオープンで、予想実売価格は税込15,800円前後。発売は6月下旬の予定。

  • アール・イー・ハヤシが発表したBluetoothヘッドホン「DT-SOLARX5」。ソーラーパネル(太陽電池)を内蔵し、電源がない場所でも日光さえあればバッテリーが充電できるのだ

  • ヘッドホンの左右をつなぐアーム部分に搭載しているソーラーパネル。充電できるのは日光だけで、蛍光灯などの人工照明では充電できない

ソーラーパネルを利用した場合、晴天時ならば約14時間でフル充電できます。1時間ほど太陽が当たる場所にいれば、30分の再生が可能。音楽を再生しながらでも充電できるので、屋外ならばバッテリー消費を抑えながら音楽が楽しめます。本体にはmicroUSB端子を搭載しており、USB経由で給電すれば約2.5時間で満充電できます。

本体には3.5mm径のオーディオジャックを搭載しているので、付属の脱着式オーディオケーブルを使えば有線タイプのヘッドホンとしても使えます。

  • 本体には充電用のmicroUSB端子のほか、オーディオジャックも搭載する

Bluetoothの通信距離は約10m。本体サイズはW178×D72×H169mm、重さは約260g。