ヤマハは6月27日、サラウンドシステム「YAS」シリーズの新モデルとして、「YAS-108」を発表した。7月上旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は25,800円前後(税別)。

  • ヤマハ、バーチャル3Dサラウンド対応のサウンドバー「YAS-108」

    人気を博してきた「YAS-108」の後継となる、サウンドバー「YAS-108」

前方・左右・後方・高さ方向の音場を再現するバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応。映像と音声の一体化を図り、映画や音楽への没入感を高めている。専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」を使用することで、コンテンツに合わせたサラウンドプログラムを選択可能。用意されているのは、映画、テレビ番組、音楽、スポーツ、ゲームの5種類。

  • ヤマハ、バーチャル3Dサラウンド対応のサウンドバー「YAS-108」

    使用イメージ

ネットワーク機能はBluetooth 5.0に対応。スマートフォンなどに保存してある音楽のワイヤレス再生が可能で、スタンバイ状態からBluetooth接続することで起動と再生が行われる「Bluetoothスタンバイ機能」、2台のBluetooth機器を同時に接続できるマルチポイント接続に対応する。独自の音質改善技術 「ミュージック・エンハンサー」も搭載。対応プロファイルはA2DP、対応コーデックはSBC、MPEG-4 AAC。

本体は薄型テレビの前に置いても邪魔にならないスリムボディ。スピーカーユニットは、5.5cmフルレンジ L/Rスピーカー、7.5cm内蔵サブウーファー、2.5cmツイーターによる3ユニット構成で、実用最大出力はフロントL/Rが30W+30W、サブウーファーが60Wの合計120Wとなっている。低音を増強する「バスエクステンション」機能も搭載。外部サブウーファー接続用端子も備えている。

  • ヤマハ、バーチャル3Dサラウンド対応のサウンドバー「YAS-108」
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HDMI端子は入力×1基、出力×1基を備え、HDR映像伝送、4K/60p 4:4:4映像信号のパススルーが可能。テレビ音声を伝送できるオーディオリターンチャンネル、接続したTVとの電源連動機能、HDMIコントロール機能(リンク機能)などが利用できる。

音声入力端子は、光デジタル×1系統、ステレオミニジャック。デコーダー機能は、PCM(5.1chまで)、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、MPEG-2 AAC(5.1chまで)に対応。本体サイズはW890×D131×H53mm、重量は3.2kg。リモコンが付属する。