JVCケンウッドは6月20日、ケンウッド(KENWOOD)ブランドでカーアクセサリーに参入すると発表した。第一弾として投入するのが、スマホの楽曲をカーステレオで楽しむための自動車用FMトランスミッター。スマホなどとBluetoothで接続するタイプ2製品と、3.5mmのステレオミニプラグで接続するタイプ1製品の計3製品を用意する。スマホなどを充電できるUSB端子を搭載して利便性を高めつつ、ケンウッドらしくデザインも洗練させた。発売は7月中旬の予定。

  • JVCケンウッドが、ケンウッドブランドでカーアクセサリー市場に参入。第一弾は、スマホと組み合わせて使えるBluetooth対応のFMトランスミッターだ

Bluetooth接続のFMトランスミッターは、「CAX-BT20」(予想実売価格は税別4,500円前後)と「CAX-BT10」(予想実売価格は税別4,000円前後)の2種類を用意する。CAX-BT20が、送信周波数を76.0~90.0MHzの間で0.1MHz単位で調整できるのに対し、CAX-BT10は88.1/88.3/88.5/88.9MHzの4チャンネルから選択するシンプルタイプとなる。

  • 送信周波数を76.0~90.0MHzの間で調整できるBluetooth接続モデル「CAX-BT20」。予想実売価格は税別4,500円前後

  • 送信周波数を4チャンネルから選択するBluetooth接続モデル「CAX-BT10」。予想実売価格は税別4,000円前後

3.5mmのステレオミニプラグで接続する「CAX-FT20」(予想実売価格は税別3,500円前後)は、送信周波数を76.0~90.0MHzの間で0.1MHz単位で調整できる。

  • 送信周波数を76.0~90.0MHzの間で調整できる有線接続モデル「CAX-FT20」。予想実売価格は税別3,500円前後

3機種共通の特徴として、電源はシガーソケットから取得し、シガープラグは90度の範囲で角度を4段階で変えられる。急速充電に対応した2.4A出力対応のUSB端子を搭載するほか、重低音を増幅するブースト機能も備える。カラーバリエーションはシルバー、ブラック、レッドの3色を用意する。CAX-BT20の本体サイズはW141×H22×D30mm、重さは約42g。