シャープは6月12日、縦型洗濯機の新製品として、洗濯容量が11kgタイプの「ES-PU11C」、および10kgタイプの「ES-PU10C」と「ES-PT10C」を発表した。推定市場価格は、ES-PU11Cが22万円前後(税別)、ES-PU10Cが21万円前後(税別)、ES-PT10Cが20万円前後(税別)。3機種ともに天面にガラスを採用し、電源を入れると操作に必要なキーだけが出現する「光るタッチナビ」を搭載している。

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    写真向かって左から、「ES-PU11C」「ES-PU10C」「ES-PT10C」

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    天面はガラスで、美しいデザインだ

今回、洗濯モードとして、P&G レノアハピネスと共同開発した「香りプラスコース」を新搭載。柔軟剤を衣類全体に均一にコーティングすることで、柔軟剤の香りを衣類にしっかりとつけ、香り立つように仕上げる。衣類の縮みや傷みを抑えながら汚れを落とす「ホームクリーニングコース」も用意した。

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    レノアと共同で開発した「香りプラス」モードで、ふわっと衣類が香り立つ

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    標準コースで洗った場合と、ホームクリーニングコースで洗った場合との比較

ES-PU11CとES-PU10Cには、洗濯機や手洗いでは落ちにくい衣類の部分汚れを、超音波の振動によって落とすガジェット「超音波ウォッシャー」を内蔵。たとえば衣類の特に汚れている部分を超音波ウォッシャーで洗ったあと、「10分洗濯コース」を利用すれば洗濯にかかる時間を節約できるという。

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    超音波ウォッシャーを本体の天面上部に内蔵している

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    超音波ウォッシャーは、本体にしまっておくだけで充電できる

本体の扉にハンガーをひっかけ、洗濯槽内で衣類の乾燥・消臭を行う「ハンガー乾燥」「ハンガー消臭」も利用可能だ。シャープの独自技術であるプラズマクラスターも搭載し、乾燥、消臭時も衣類を清潔に保ち、ニオイ戻りを防ぐ。

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    プラズマクラスターを放出し、衣類を乾燥させる

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    洗濯槽は側面の穴を排除したシャープ独自の「穴なし槽」。洗濯槽の外側や底の裏部分に黒カビやヌメリが発生しにくくなっている