ソーダストリームは6月5日、コンパクトサイズの炭酸水メーカー「SodaStream mini」を発表しました。発売は2018年9月で、販売価格は12,000円(税別)です。
SodaStream miniは、水を入れた専用ボトルを設置し、ボタンを押すと数秒で炭酸水ができあがるマシン。炭酸の強さはマシン上部のボタンから3段階で調節できます。炭酸水を作るときは、水洗いして繰り返し使える専用ボトル(500ml)を用いるため、缶やペットボトルといったゴミも出ません。
パッケージには専用ボトルのほか、炭酸ガスが入ったガスシリンダー(炭酸水25L分)×1が付属します。ガスシリンダーがなくなったときは、交換用のガスシリンダー(炭酸水60L分)を2,000円(税別)で購入可能です。
発表会には、ソーダストリームのグローバルCEOを務めるダニエル・バーンバウムさんも登壇。ダニエルさんは、「ペットボトルに入った飲料には、ごく小さなマイクロサイズのプラスチックが溶け出していることを知っていますか」と、発表会の出席者に問いかけます。
人体への影響は不明だそうですが、普段からペットボトルの破片をごくごく飲んでいるかと思うと、いい気分はしませんよね。だからこそ、ダニエルさんは炭酸水を専用のボトルで作ることが大切なんだと強調します。
ソーダストリームは、スタンダードモデル「SodaStream Sprit」(直販価格は税別14,000円)を中心とし、数種類の炭酸水メーカーを展開しています。今回のSodaStream miniは、「SodaStream Sprit」よりも高さが7cm小さくなり(高さ37cm)、キッチンやリビングに置きやすくなりました。日本の日常になじみやすいようコンパクトに設計した、日本限定モデルになります。
発表会には、ソーダストリームのアンバサダーである渡部建さんが登場しました。渡部さんは、ここ10年で日本における炭酸水の生産量は7倍になっていると説明。その理由を、2009年ごろからハイボールブームが到来し、家庭でウイスキーを作る人が増えてきたからではないかと分析しました。
渡部さんによると、いい炭酸水の条件は5つ。「新鮮であること」「価格がお手ごろであること」「強い炭酸が入っていること」「エコであること」「お手軽であること」をあげ、そのすべてがSodaStream miniに当てはまる、と製品の魅力をアピールしました。
発表会では、俳優の浅野忠信さん(ボーカル)が率いるバンドグループ「SODA!」も登場。爆音ライブで生演奏を披露し、会場を盛り上げました。「製品の発表会でやるライブはあまり盛り上がらない。修行だと思っていますよ」というジョークで場を和ませました。