Mac用の新OS「macOS Mojave」(モハベ)は、新たに「ダークモード」が追加され、RAW現像ソフトのような黒基調の画面で表示できるようになりました。ファイルの内容や作業の画面がより見やすく表示されるほか、画面の明るさが抑えられるので、プログラミングの際も目の疲れが抑えられます。

  • モハベ砂漠をモチーフにした「macOS Mojave」

  • こちらは通常の画面モード。おなじみの配色だ

  • 新たに追加されたダークモード。デジカメ写真のRAW現像ソフトのようなイメージだ。壁紙も連動して夜の風景になる

  • 細かな文字が多いプログラミングでは目の疲れが抑えられそうだ

  • ファインダーの表示も改良され、写真はExifの撮影データを写真の右側に表示できるようになる

iPhoneとの連携機能も強化されました。iPhoneのカメラ機能で撮影した写真をワイヤレスで送信してMacで作成中のドキュメントに埋め込んだり、カメラ機能で撮影した文書を四角く補正してMacに転送する機能が備わります。

  • iPhoneのカメラ機能で撮影した写真を、Macのアプリケーションに即座にはめ込める

  • 文書を撮影すれば、四角く補正したうえでMacのアプリケーションにはめ込める

アップルが重視するセキュリティも強化され、ユーザーが個々のアプリやサービスを利用する際に表示されるアラートで許可しない限り、アプリやサービスがさまざまな個人情報に勝手にアクセスできなくなります。

  • アプリやサービスによるアクセスが制限される個人情報。アラートが出て、ユーザーが許可しない限りは勝手にアクセスされなくなる

アプリストア「Mac App Store」はリニューアルが図られ、iOS版のApp Storeのようなアプリ紹介のコンテンツが充実します。

  • デザインが一新され、コンテンツが充実するMac App Store

新機能が充実したこれらの新OSですが、いずれも今年の秋に正式版が公開される予定で、既存OSのユーザーは無償でアップデートできます。